けっぱれコンサ札幌

今週末の札幌は、「一回休み」のようで、安心して週末を過ごせそうです。

 開幕戦を勝利した後、何故か黒星が先行することになってしまった状況では、チームを愛するサポーターとしては、他のチームの試合結果を眺めて一息つきたいところです。
 そして、次週の草津戦で勝利の美酒を頂くという予定でいます。

 この五試合を振り返って個人的な感想を書きます。

 チームの連携、パス回し、コンビネーション合わせて合格点に達していると思います。去年の後半のチームと遜色ないレベルに達しています。去年の開幕当事と比べたら雲泥の差です。それは褒める点でしょう。

 しかし、問題なのは、J2の各チームとも、それなりに去年より上積みが有る点です。また、戦力的に格下と思われたチームも、守りを固めてカウンターという戦術がしっかりしているということが上げられます。
 今年のJ2は、去年の京都のようには行かないと思います。(柏が好調ですが、中盤辺りでもたつくように思う。)

 そこで中々勝ち星を得られないのは、もう少し戦術的な選手間の考えが一つの方向性を持っていないというところだと思います。
 監督からは、練習中、試合前と指示はあるのでしょうが、試合中は、選手たちの判断に任される部分です。そのフィニッシュへ向かう流れに選手たちの考えが違う部分、例えば、パスを出す方向に選手がいないといったケースが多くあり、それが上手く行っていれば、チャンスが広がるのに、ワンテンポ遅いために決定機を逃す要因になっていると思われます。

 あれだけ中盤でパス回しが上手く行っているのに、何故、得点が少ないかというのは、そう言ったことが原因だと思われます。今のチームに、スーパースター級の選手がいない以上、チームで如何に速く攻めるか、そして相手に守りを固められたら、セットプレイのチャンスに如何に点を取るかが勝利に繋がる方法だと思います。

 アジア1の日本でも、格下のチームに対し守りを固められたら苦戦し得点を得るのは中々難しいものです。実力が接近したJ2で守りを固められたら得点を取るのは難しいのは当たり前です。

 J2はまだまだ始まったばかり、順調に行っていたチームも、主力選手の故障やスランプで上手く行かなくなることもあります。それが開幕に起きたと思えばいいんじゃないでしょうか。

 今年は、選手層も厚くなり、控えもこの調子なら出場の機会も増えると思います。出たら、レギュラーの座を奪い取ると思って頑張って欲しいものです。レギュラーで出場している選手も、自分の地位が安泰でないことを知り活躍してくれることを期待します。