梅雨

今札幌は、「ヨサコイ」の週である。日本全国からこの行事を見に札幌に集まっているのだと思う。
 このお祭りの目的は、見ることから参加するだと思うのだが、道民にとって参加する見ることが億劫になってきているのではないだろうか。

 思うに大通りを踊り練り歩く姿は、見ることに適さない。見事にTV映像向けの行事という感じがする。もう少し訪れた人に見られる工夫をすべき時に来ているのだと思う。
 
 かといってどのような姿が見やすいかわからないが、自分の感想としては、あの街路樹が邪魔かもしれないが道路の両脇をスタンドにし更に歩く通路も少し踊り手の上から歩いて見れるようにしてはどうだろうか、或いはスタンドを今の2倍の高さにし、スタンドの下を歩くようにすると見栄えが良くなると思う。

 そして、6月に入ると、途端に雨が多くなる季節である。本州の梅雨と比べれば大したことは無いが、肌寒い日も多くなる。そういった季節の狭間で行われる祭りを観光客だけではなく道民が楽しめるようにしなければ、何か今後先細りの感が否めない。