雑感

今日の天気は、ほぼ快晴である。日差しは強く外が明るく感じられる。しかし、風が強いためか肌寒い。

 
 昨日は、早朝にランニングをした。今月に入って必ず休みの日は走るようにしている。既に路面は顔を出しているが、まだ両脇には雪が残っている。更にこの陽気で自宅の前の雪を減らそうとする住民が多いため雪道になっているところもある。
 しかし、この雪も後一月もすれば完全に融けてしまうことは判っているはずなのにと思ってしまう。

 そして、ナビスコカップが行われているのだが、放送が無い。スカパーのJ1リーグセットの中には放送が無い。その上のセットには入っていたかもしれない。
 Jリーグももう少し放送枠を増やす努力をしなければ、サッカー自体の普及にマイナスだと思うが。それに比べ、野球は道内では大変な盛り上がりである。とはいってもTVの話だが、昨日の日ハムの開幕戦の結果をこれでもかというぐらい民放各局で流していた。
 道内にそれ程大勢の日ハムファンはいないと思うが、あれだけ露出すればそれなりにファン層の拡大を図れる。Jリーグも放映権の問題は何とかして欲しいと思う。
 
 話が変わるが、チベットの問題、北京オリンピックへの不参加と絡まるからか、民放各局での関連する話題は少ない。それを話すことがタブーになっているのか。
 
 そして空席となった日銀総裁の件、空席になったからといって直ぐに影響受けるような国ではない。長期間空席が続いても体勢に影響が無ければ、総裁そのものの存在価値が疑われることになる。更に言えば、最近の低金利政策を変えるような行為が今の日銀に無ければ、総裁が決定を下す案件も無いといえるだろう。
 同時に、総理大臣の手腕に疑問符がついた結果になった。更に言えば郷土の誇りである町村さんの力量が試されたともいえる。結果は調整能力の無さを露呈した。
 2人とも御曹司で大切に育てられた結果、こういう修羅場に向いていなかったともいえる。高度成長期のような、何もしても許される時代の政治家だったのだろう。
 
 昔だったら帝王学何ていう事もあったのだろうが、純粋培養され世間に放り出された格好になったわけで、それを求めても無駄だろう。アメリカのように有能な部下が大統領を補佐すれば大統領が普通の人であっても務まる。日本ももう少し総理大臣を補佐するような仕組みを作らなければ、総理大臣一人で物事を決めるというような仕組みは上手く日本は機能しないだろう。
 
 しかし、2世議員の問題でもないところが日本の弱いところ。一部の分野ではグローバル化しているが、他国と接していない分、対外交渉能力に欠点がある。その辺りの部分は、今後教育の中に取り入れていかないと世界の中で生き残れないだろう。その辺り戦後教育の失敗な部分だろう。

 まあ、解散におびえている自民党政権はもうだめとしか言いようが無い。更に政界再編に活路を見出そうとしているようだが、それに安易に民主党が乗ってしまった場合、日本は終わると思う。