風が強いこの頃

今日は、晴れ。はるか上空には絹雲が空をこすったように浮かんでいる。上空は強い風が吹いているようだ。そして時折、地上も強い風が吹き抜ける。


 新年度が来た昨日は、改正に備えた設定に間違いがあり、午前中は修正に追われた。
 毎年の行事で無事に行くことは余り無いとわかっていても冷や冷やしてしまう。


 世の中の話題は、何と言ってもガソリンの話題だろう。一挙に25円以上下げたスタンドもある。少し心配なのは、この値下げ分はいつかどこかで別の方法で収める必要が出てくる可能性があるということである。

 国会議員は、ガソリンがいくらであろうと自分の懐は痛まないかもしれないが、直接購入し現金を支払っている側としては、今後再値上げの時期が来た場合相当応えると思う。
 
 しかし、今回の実質減税が景気の底上げに繋がれば税収の増加にもつながるわけで、更に他の原材料価格にも反映すると思われる。

 今回値上げがうたわれている、小麦価格も、上昇分は運送費のコスト減で相殺されるわけで、上手く廻れば物価は安定すると思うのだが、先行きはわからない。
 
 サブプライムという化け物に狂わされた歯車は、元に戻るのに10年は掛かるかもしれない。しかし、アメリカが失ったものは何処が利益を得たというのだろうか?それが不思議である。

 この先将来は、不透明感が漂う。その霧の中を誰が舵を取るというのか日本は。