一月の雨

青空が広がっている。雲は3割ほど空を占めているが朝日が街中を照らす様子を見るのは久しぶりである。 昨日夜遅くまで雨模様で、とうとう雪に変わらなかった。道路はその雨でスケートリンク状態である。庭に積もった雪も半分くらいに嵩が減ってしまった。 この分でいくと、今年の冬は、暖冬といえるだろう。1月のこの時期に北海道で降るなどと言うことは、自分の経験では無い。この時期は、毎日真冬日ばかりで、鼻水も凍るような寒さばかりの記憶しかない。 本当に地球は温暖化しているのだなと感じる。しかし、今の時代に生れた子供は、今後北海道の冬は、こんなもんだと思うようになるのだろう。後、100年もしたら冬に雪が降るのが珍しくなる時が来るのかもしれないね。 それが良いのか悪いのか判らないのは、その100年後の温度変化が今と同じ程度の変化で済むかどうかに掛かっている。 温度変化が大きく変化するようだと、台風、大雨が今以上に激しくなる可能性がある。その気候が世界を包めば人が住める環境はより厳しくなり、どこにでも人が住めるというような事は出来ないだろうし、海面上昇により今より陸地面積は減少するわけで、徐々に人が住める場所は限られてくるのだろう。 そんな事を考えさせる1月の雨であった。