都議選

 今日は、大雨になりそうな天候である。予報では昨日の夜からだったが、深夜から徐々に降り始め今に至る。6月から7月にかけて本当に雨が多い。


 今日の話題は、これしかないだろう。

 引用 日経ネット(http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090713AT1G1202O12072009.html

自民惨敗、与党過半数割れ 都議選、民主初の第1党

 12日に投開票された東京都議会議員選挙(定数127)で、民主党が54議席を獲得し、第1党に躍進した。自民党は同じ与党の公明党と合わせても61議席にとどまり、勝敗ラインとしていた与党での過半数(64議席以上)に届かなかった。自民が都議会第1党から転落するのは44年ぶり。衆院選を前にした惨敗で、与党内で麻生太郎首相の責任を問う声が強まりそうだ。

 

 これは当然の結果といって良いだろう。普通に生活している国民感情として、この閉塞感を変える一つの方法として、政治に変化を求めるというのは誰しもが考える事である。もし明日に選挙があれば、間違いなく自民党が惨敗するだろう。

 しかし、自民党もこれで目が覚めたに違いない。さらに解散総選挙は任期満了で行われる公算が高くなったともいえるだろう。

 この空気を換えるには少なくとも1ヶ月や2ヶ月は必要だろう。その間に、国民の目を変えさせる大事件や、或いは党首交代を含め色々な手を打ってくる事は間違いない。

 

 しかし、ここで素直に麻生さんが下野するとも思えない。上手くやらなければ党内は泥沼になりいよいよ持って立ち直れないほどのダメージを食らうはずで、どうやって麻生さんが禅譲してくれるのを待つか黒子の役割は重大である。

 更に、民主党はこの大勝に浮かれると間違いなく足元を掬われるだろう。何と言っても寄り合い所帯であり、支持基盤が180度異なる人も多い。

 鳩山代表の問題もあり、大逆転の火種を抱えたままである。更に、ここに来て自民党内から政界再編の動きは、任期満了解散となれば必ず出てくるはず。その誘惑に負ける民主党議員も必ず居るはず。そうなれば、9月までに政界は本当に混沌とするだろう。

 この経済危機の時期に内政がしっかりしていなければ、本当に日本が消え去る危険性もある。そう意味では、麻生総理は、総辞職を行い、選挙管理内閣の下総選挙を行うのが、日本のためには絶対必要だろう。その上で国政を行うのがこの危機に対応する絶対的な方法である。