晴れ、気温は16度。日差しは暑いが夜から雨が降る予報に変わった。昨日の予想天気図だと日本海に高気圧が張り出すし北海道上空も低気圧に覆われることは無かったはずだが、その予想もむなしく、思いのほか南にある太平洋高気圧が梅雨前線を北に押し上げた格好となっている。
南の太平洋高気圧が発達するようだと梅雨は明け真夏がやって来る。果たしてこのまま発達して冷たい寒気を北に追いやるのか瀬戸際に来ている。そうなると北海道もその余波を受けて晴天が続くとは限らなくなった。今週末から来週初めにかけて降ったり止んだりの目まぐるしい天候の変化を予想してみる。合間に強い日差しの晴れ間が来るのもありだろう。携帯用の傘は必要である。
引用 朝日新聞(http://www.asahi.com/articles/ASK6N5QJNK6NUTIL03V.html)
「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた」――。加計(かけ)学園の獣医学部新設計画に揺れた国会が閉会した2日後の20日、計画を巡る文部科学省の新たな文書がまた明らかになった。政権幹部や閣僚らは終日弁明に追われたが、苦しさも見える。
朝日新聞は今日も飛ばしている。新聞の見出しは、「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた」である。あたかも安倍総理が官僚に指示したという事実があったと取られかねない見出しである。
見出しだけ見ると、安倍総理は官僚を通じて文科省の反対を押し切ったのだと感じるだろう。今までの流れでいえば、加計と通じて便宜を図ったのは事実であると印象付ける形である。
安倍総理に対するマスコミ包囲網はすさまじい。一つのほころびも見逃すまいとの報道である。
果たして安倍総理側はどういった対応を取るのであろうか?世論は自分に味方していると思っていたのだろうが、印象操作が長引けば、現在不利な状況にある都議選も苦しいし、その結果いかんによっては、政局に対する逆風が強さを増すのは必至である。
ただし、安倍総理が退陣したとしても次に変わるリーダーがいない。当然与党である自民党から候補が出てくるのだろうが、如何せん小粒の印象はぬぐえない。もしかするとまた解散総選挙という筋書きも浮上する。
だからといって朝日新聞が望む民進党が第一党になることは決してないだろうし、そのほかの野党も議席を大幅に伸ばすことはない。だからと言って小池都知事が辞任して国政に戻ったとしても果たして支持が盛り上がるか不透明である。更に、何やら朝日新聞も小池支持ではなさそうな雰囲気を醸し出しているため、政界をごたごたにする責任はどこにあるのだろうと暗鬱たるきもちになる。
ガラガラポンですべてをぶち壊しまた最初から始めるのを良しとするのは今の世界情勢で果たして許されるか、ある意味日本の力をそぐことで東アジアの勢力図を中国一強にしかねない。それが狙いなのではないかとゲスの勘繰りをしてしまうほどである。
確かに長期政権の弊害も出てくる頃でもあるし、本来なら2大政党制を目指すための小選挙区制度でもあった。しかし、何やらほかの小政党のことを考えて全国区なるものも登場したため中選挙区と何が違うのかわからなくなってきており、更に2大政党の一翼を担うべき民主党が解体し烏合離散して民進党になるに至っては2大政党は日本では生まれないのではないかと思うようになってきた。
本来なら是々非々で議論を交わし、どちらの政党が国の運営に相応しいのか選挙で選ぶというのが理想である。反対ばかりする万年野党がこれ以上増えても国民に何のメリットも生まないような気がしてきた。
そういう点でいえば中国共産党の一党独裁もある程度かじ取りを迫られる場面では有利に働くだろう。この先今までのようにのんびりと世界が回るような時代は終わりをつげ、日本一国だけの政治ではなく世界を相手にした政治が求められる時代に来ているのだとすごく思う。そういう意味で経験を経験として生かせない子供のままの国である。