寒い

 雪が降っている。細い雪である。これを細雪と言うのだろうか。

 気温は、低いがマイナス10度はいっていないだろう。

 夜明けは、確実に早くなっている。夕日が落ちるのを釣瓶落としというが、朝日が早く登るのは何というのだろう。昨日の日の出とは余り違わないが、元旦の日の出の時間から比べるともう20分程早くなっているだろうか。

 

 天気予報では、今日は寒いが明日は暖かいそうである。まだまだ真冬のなのだが、この寒さの向こう側に春が近づいていることが実感できる。

 この寒さを二ヶ月耐えればそこに暖かい春と夏が待っているとも考えられるのだが、そう考えると一年はやはり短いのだろう。

 

 それも、残りの人生の時間が刻々と迫っていることが実感できるからだろう。