晴れ、昨日の夜一時的に降った雨の影響か、朝方まで湿度が下がらず非常に蒸し暑い夜だった。朝日が昇り日が差し始めると急速に湿度は低下し始めた。いわゆる飽和度というものなのだがそういううものに感心する。
民主党の党内抗争も、マスコミが煽り立てれば煽り立てるほど国民の政治への不信感がつのることに成る。それは巡り巡って国力の低下につながるのだろう。
この情報化の時代に、その情報に踊らされ右往左往する人を尻目に、お金を右から左に移すだけでぼろ儲けしようとする人間が居るのだろう。
金持ちが新聞社を買収する気持ちが良く分かる。情報を素早く手に入れ更にそれを操作することが出来れば幾らでもお金を生み出す材料に事欠かないからである。もう既に世界の新聞は、そういった勢力が結びつき色々な意味で自分たちが都合の良い結末が得られるよう画策しているのではないだろうか。
知らないのは、本当に末端で生活している人達で、遥か上の天上人が動かす何億分かの一のお金で取った取られたを繰り返している訳で、それを考えると虚しさを覚える。
本当にお金がある所にお金が集まるというのは本当の事である。
空想に過ぎないのだが、偏ったお金の集中は、権力とは別の格差をもたらすことで、その格差を是正する方向に動く。その是正する方向が権力であり戦争だろう。
やはり注目は、中国、インドといった経済新興国の国内でどのような権力闘争が生まれるかであろう。そこには恐ろしいほどのバランスの変化が訪れることになり、それにより世界は何時でも混沌の海に放り出されることに成る。
というようなことが数年先か数十年後かに起こる確率は自分の中では99%だと思うのだが、その自分の足元の日本はというと、日本は、本当の危機を迎えなければ復活しないだろう。バブル後の20年は、日本人を怠け者に変化させた。変革を生み出すようなパワーを失ってしまった。だから日本にはそういったパワーバランスの変化をもたらすようなことはないだろう。あったとしても今回の民主党が政権を取るくらいが関の山だろう。
だからもし日本に変化の波が押し寄せるとしたら外圧ということになるだろう。