検察

 曇り、気温も低く肌寒いくらいである。秋深しというところである。


引用 時事ドットコムhttp://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010092200066

改ざん情報「問題ない」と報告=特捜部長ら上層部に-主任検事同僚が指摘・証拠隠滅

 郵便不正をめぐる証拠改ざん事件で、当時の大阪地検特捜部長らが今年2月ごろ、主任検事だった前田恒彦容疑者(43)の同僚から、証拠品のフロッピーディスク(FD)のデータが改ざんされた可能性があるとの指摘を受けながら、地検上層部に「問題ない」と報告していたことが22日、関係者への取材で分かった。

 最高検は、地検内部で情報が処理された詳しい経緯について、捜査を担当した検事らから事情を聴いている

『 これは、氷山の一角とすれば、恐ろしいことに成る。今までの特捜部を含めた検察庁の取り扱った事件の精査が必要である。』

 というのが一般的な受け止め方であろう。

 今後の展開としては、マスコミがこの週末まで取り上げてその後沈静化するに百万ガバチョというところである。

 検察庁としても、権威の失墜は、庁としての維新と今まで築いてきた名誉という名の(実は何でもない)誇りにかけて収束を計るのだろう。

 もしそうなれば、日本の権力機構は正常に動作したことになる。もし、今後新たな新事実が出てこの問題が収束しないなら、支配者層にとって重大な問題に成るだろう。

 日本が戦争に負け、直前まで支配階級として存在した貴族社会が崩壊した。その後高度経済成長の間に新たに作られた新興の勢力と残った古い支配階級とが融合した形で今の日本の権力が動いていた。

 しかし、その権力機構も自民党という政界の一党独裁が崩れたことでバランスを崩し始めた。その中で、今まで表沙汰にならなかった事実もこのように世間に吹き出したということなのだろう。

 更にゲスなことを言えば、押尾事件がアウトで森元総理の息子が有耶無耶になった件の線引きも同様に今が混乱の時期なのかもしれない。

 更に言えば、日本人社会に進出してきた外国の力というのも無視できない状況に成って来ているのは間違いなく。今までアメリカ一辺倒だったはずがここ2,30年で中国、韓国、北朝鮮といったアジアの国の勢力が精力的に進出してきた影響も見逃せない。

 

 アンダーグラウンドの勢力が力をつければその他の勢力と結びつくのは早い、正しく政官財のトリオに食い込む図式が出来上がっているのは間違いないだろう。

 

 などと小説のような話しだが、世間の人も徐々にそのような力関係の存在を感じているのではないだろうか。ただその姿は見えにくく徐々に影響力を発揮しているためにいつの間にかという思いがあるだろう。

 だけれどもこれは規模は違えど色々な街に存在していたものであるので、日本の大きなところで有っても不思議ではない。

 今後、このような状況は、いつまでも続き、どこか権力にすがりつかなければ世の中を生きていけない世に成ることの方が恐ろしいことである。

 この件は、想像で書いているので真剣に受け止めないでください。