出産のニュース

 小雪、気温は外気にさらした頬が寒さでピリピリするくらいである。間違いなくマイナス10度以下に気温は下がっている。



引用 報知新聞(http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110107-OHT1T00045.htm

野田聖子氏50歳で男児初出産

 不妊治療の末に妊娠した自民党の野田聖子元郵政相(50)が6日午前9時31分、都内の病院で男児を出産したと発表した。体重2154グラム。予定より約1か月早く、男児はNICU(新生児集中治療室)に入るが、母子ともに健康という。

 この話題、本人家族にとって非常に目出度いことだろう。

 しかし、その行為は、お金持ちの道楽にも映る。このような高齢での出産を認める日本社会は世界から見れば恵まれた国と言える。この間の治療費用などは、貧しい国の子供の健康回復に使われれば何人の子供の人生が救われただろう。
 
 そんなことを言えば自分の暮らしの中の遊びや贅沢もその一つであることは間違いない。日本で暮らし消費しているエネルギー量は途方もない無駄遣いをしていると言って良い。

 生まれた環境を嘆いても仕方がない。その環境に生まれるか生まれないかは、その人の定めであり、それをも変えることもできない。アフリカの奥地で生まれた子供も、日本の体外受精で生まれた子供も人間という哺乳類であることに変わりなく、どこで生まれたかではなく、生まれてからがその人の人生と言っても良い。

 人生色々という言葉が頭の隅に浮かぶ。