札幌 vs 鳥取

 ドームの試合、CSで見ました。

 試合は、三上選手の2ゴールで快勝だったが、先制した後の守備と攻撃の切り替えは、少し疑問の残る試合だった。


 どのチームと対戦しても、札幌が圧倒的に有利という試合は今後も考えられず、この先も勝ったり負けたりを繰り返すだろう。
 その理由は、圧倒的ストライカーが不在なことだろう。三上選手がこのまま好調を維持できるかと言えばやはり波は存在するだろう。その不調時に代りに得点する選手が考えられない。

 もしゴン中山選手が、後10歳若ければ札幌の快進撃は可能だろうが、ベンチ入りもままならない状況では、それすら想像ができない。

 だから、簡単に監督を交替したからと言って、J1へ昇格できるかというとそうではない。それが想像できるから皆、二の足を踏む。

 今回の入場者数は、9千余り。これが厚別なら5,6千人程度の入場者数しか期待できないだろう。そうなればJ1へ昇格あるいは昇格争いに加われなければ今季の赤字は間違いなく、まさしく来季はチーム存続の危機だろう。

 今度は、禁じ手であった原資という最終手段が受け入れられるとは限らない。だからこそ、スタートから勝ち続けなければという思いがサポーターにあるはずである。

 この先、一戦一戦が本当にコンサドーレ札幌の戦いである。どこかで音を上げた時が札幌の終わりだろう。歯を食いしばり本当に戦ってほしい。