千葉県警

 曇り、気温は、零度を少し下回る程度である。マイナス20度などという気温に慣れた身には非常に温かく感じる。これもある程度寒さに備えるため厚着をしているためで、決してこの温度の中、半袖で出歩けるわけでは無い。


引用 産経新聞http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120120/crm12012012300007-n1.htm) 

千葉県流山市で平成9年、会社員、田島由美さん=当時(24)=が殺害され、キャッシュカードを奪われた事件で、強盗殺人容疑で逮捕された橋詰雄介容疑者(32)が、11年に同県柏市で起こした強盗傷害事件で「俺は1人殺している」などと被害者を脅していたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、マンション最上層階に押し入り、キャッシュカードを奪うなど手口に共通点があったにもかかわらず、県警は当時、2つの事件の関連性を詳しく調べなかった。

 県警は「当時の捜査の状況が分からず、現段階でコメントできない」と話している。

 橋詰容疑者は11年9月、柏市の事件で逮捕され、強盗殺人未遂などの罪で懲役15年の判決が確定、服役中だった。県警は、流山市の事件では9年6月、田島さんの祖母(故人)と姉夫婦を誤認逮捕していた。

 もし、これが日本の警察組織の実態だとしたら、警察の存在意義が問われる内容である。

 政治が劣化しているだけでなく、警察組織も劣化しているとしたら、既に日本自体が混沌の渦の中にかろうじて顔を出しているという事に他ならない。

 などと型通りの言葉を綴ってもやるせなさは残る。

 朝日新聞の朝刊の裏一面にも載っていたが、この事件の千葉県警の捜査担当者の犯人は、家族以外に有りえないという決めつけが発端であった。

 

 その疑いを晴らす証拠が次々に明らかに成っても改めて犯人捜しをせずに捜査を終了したことなども併せて、警察の腐敗の様子を素人でも想像できる。

 時たま、「警察24時」などという番組で、優秀な警官が取り上げられているが、あの人たちは、、警官として最低限の職務を果たしているだけに過ぎないのだろうと思う。

 それ以外は、如何に仕事のノルマをこなそうと考える、極めて一般的な社会人的な人たちが多数を占めているという事である。

 犯罪は、毎日切れることなく起きる。それを一つ一つ解決することは、まるで迷路に入り込み、抜け出すことに必死で、それ以外の事は考えられないのだと思う。

 さてこれから、警察組織の中をどのように変えて行くのだろう。それとももう変わることはできないのだろうか。