冬の風は冷たい

 曇り、気温は3度。冷たい風が吹くので体感はもっと低い。

 

引用 日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3821515027112018000000/) 

宮崎県高千穂町の民家で世帯主の農業、飯干保生さん(72)ら住人5人と知人男性の遺体が見つかった殺人事件で、発見前日の25日から知人男性と親族との間で連絡が取れなくなっていたことが27日、分かった。知人男性とみられる人物が25日に一家に生じたトラブルの仲裁に向かったとの情報もあり、県警はこの日に事件の兆候があったとみて調べる。

 事件の真相は分からないが、次男の殺人と自殺で捜査は終了しそうである。何があったのだろうかと興味をそそられる。きっとこのニュースはワイドショーでさんざん取り上げられるのだろうと思う。

引用 産経新聞https://www.sankei.com/west/news/181127/wst1811270009-n1.html

滋賀県大津市内の大手住宅メーカーの施工現場で、現場責任者らに因縁をつけて工事を妨害したとして、滋賀県警が27日にも威力業務妨害の疑いで、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関生支部)の幹部ら8人を逮捕する方針を固めたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。

 県警は住宅メーカーに圧力を加えることにより、関生支部と提携関係にある業者と生コンクリートの供給契約を結ぶよう働きかける狙いがあったとみている。

 このニュースは、なぜか不明だが産経新聞しか熱心に報道しないようだ。関西生コンに関しては、バックに代議士が付いているとされ更に支持団体が抗議活動を行っているようで、産経以外は虎の尾を踏みたくないようである。

引用 毎日新聞https://mainichi.jp/articles/20181127/k00/00e/040/248000c

79歳の父親を高速道路のパーキングエリア(PA)に置き去りにしたとして、兵庫県警有馬署は26日、大津市石山寺5、無職、田中律子容疑者(46)を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。父親は認知症の疑いがあり、田中容疑者は「自分が面倒をみるより、警察に保護してもらって施設に入る方がいいと思った」と供述し、容疑を認めているという。

 このニュースは、今後の日本社会を表す事件であると思う。姥捨て山ではないが身寄りの無い老人や、身寄りがいても親に対する愛情が無い場合、こういうことは今後ますます起きてくるだろう。都会での孤独死と同様、高齢化社会の生き地獄ということかもしれない。

 国は、働ける老人は働かすことでそういった社会の関係を保とうとしているが、問題は、そういった社会との縁が切れてしまった後の人たちである。若い世代が老人を介護しなければならない社会は正常にはならない。老々介護が良いのか、それともロボットなどの機械を頼るのが良いのかわからないが、ますます社会は混沌を迎えるだろう。


 師走が目前に迫っている中、この先の未来が明るくないことが悲しい。