1票はだれにでも1票

 曇り、気温は低く風も少し吹いている。今日も荒れ模様の天気という事だが、北海道全体では無く日本海側が中心のようである。今のところそれ程でもないような気がする。

 選挙も、公示と同時にマスコミが選挙情勢を伝え始め、急速に興味が薄れ始めてきた。公示前は第3極とがなり立てていたのにここに来て情勢が報じられると何となく選挙が終わったような雰囲気である。そうはいってもテレビを殆ど見ていないので日中がどうであるかわからない。

 その中で自民党の一人勝ちのような情勢である。ただ、多くの候補者の顔ぶれが以前の自民党的体質を身を以て体現してきた人たちなので、返り咲けばまた同じことを繰り返しそうな感じである。

 原発、電力など、311の反省無くまた同じことをやるという事になりかねない。更に、自民党内の意見の相違も政権与党になれば露呈し始めるだろう。そうなれば、色々な烏合集散が始まりまたもや解散という事になりかねない。そして毎年選挙を行うという事になるのだろう。

 これだけ個人個人に色々な意見があり、そしてそれを抑え込む権力が無ければ、昔のような自民党の万年与党時代に戻ることにはならないだろう。

 何故なら今の時代に、選挙だけが格差社会の掟にしばられず、有権者は平等に1票の権利を行使できる。貧富や地位の差がその票の価値を変えることができない。それ以外の社会の何もかが何らかの格差を生じさせる社会になったのは間違いない。