トイレットペーパーの幅

 少し薄曇り、気温も高くない。


 前から気になっていたのだが、調べずにほおっておいたことが有った。それは、トイレットペーパーがトイレットペーパー受けに掛けると、直ぐ落ちそうになるものがあるという事だった。

 最初からこんなもんだったかなと思い、やり過ごしていたのだが、今日の朝、トイレに保管している別な会社の製品の企画表示を見てとうとう真相を突き止めた。(ちょっと大げさである)

 A社の製品は、横幅が105㎜であり、B社の製品は、同じく114㎜と表示されていたのである。なんと9㎜も差があったのだ。それだもの、掛けても直ぐに落ちやすい製品があるのもうなづける。

 それを見て安く売るため、長さを短くしたり、幅を短くしたり、それなりに努力していることが判った。確かに幅が9㎜短くても使用する面積に不都合は余り生じない。そもそもあの幅が最適だと誰が最初に決めたのだろう。

 こんなことも検索すれば出てくるのだろうが、今回はしない。ある意味企業努力でもあるし、消費者も一々幅を見て購入することは無い。

 今回判ったことは、最初から安売り目的で作られた商品は、何らかのからくりがあるという事である。元々高い値段で売られていたものを安売りするのとは訳が違うのである。

 

 そんなことは、ベテランの主婦の皆さんは当然ご承知だろうが、そういうものである。きっとそういった事が得意な人は、知らずとそういう事に目を向けており、そういった事を日常的に経験しながら普通に身に着けて行くのだろうなと思う。

 今日は、普段調べようともしないでいたことに、調べることで気付いて納得するものがあるという事でした。