カーリング アメリカ戦

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 昨日のカーリングの結果、残念ながらアメリカに負けてしまった。この試合、インフルエンザに倒れた小野寺選手が復帰した試合だった。

 アメリカは、これまで連敗をしており、日本としても選手交代は影響ない、或いは勝利できるという思いからの交代だったのだろう。それは後半戦に掛ける思いもあるし、小野寺選手が調子よければ弾みが付くという思いもあったのだろう。

 これは、一つの勝負の綾だったと思うが、交代させるならこれから戦う、上位チームとの戦いでは無かったかと思う。こういった事も、戦略だし、今回のミスが続いたショットを挽回しようとするあまり、小笠原選手のミスショットにつながったと思う。

 この後、どういった戦いが続くか判らないし、4年後につながる戦いを考えているかもしれないが、4年後このチームがオリンピックに行けるとは限らない訳で、他の国内にいるチームも実力はある。

 だとしたらこのチームでオリンピックを戦えるのは、最後だと思って粘り強く戦って欲しい。良く試合を楽しむ、オリンピックを楽しむと言うが、本当に楽しめたと思えるのは、やはり試合が勝利で終わって実感する喜びが、試合を楽しめたという思いを倍加させる。

 試合に負けて、惨めな思いをした後で、楽しめたと語るのは、自己防衛の成す技であり、本来の思いと別で負け惜しみに近い。

 今回の日本チームの目標は、予選突破だろう。そこでメダルに届かなかったとしても、その後で楽しめたと語るのは、きっと本心からの楽しめただと思う。それまでは、楽しく試合をするという考えでは無く、如何にこの試合に勝利するかを考えながら、体が緊張でこわばるほどの試合をすべきだと思う。