アフガニスタン戦

 曇り、気温は16度。

 昨日のアフガニスタン戦を見てしまったので、起きたのは6時になってしまった。もう少し早い時間に試合開始してもらうと寝不足に成らずに良いのだが、あれでも試合開始時間を日本に合わせて早めたのだろう。

 テヘランと日本との時差は、5時間半(サマータイム中なので時計は4時間半)、日本の午後9時半はあちらでは午後4時くらいとなる。本来なら日差しが落ちた午後7時過ぎが本来の時間だとしたら、日本では試合開始は夜中の0時半開始に成る。もし、日本の夜7時に試合開始するとするとあちらの午後2時半に成るのだから両方にとって譲歩できる時間帯になるのだろう。

 こういった試合は、やはりこの試合を見る人の人数と放映権料を高く買ってくれる国に有利となる。本来なら日本人選手も暑い時間帯に試合をしたくないだろうが、自分たちの試合を生で見てもらうにはやはりその時間帯の試合をするという事を受けざる負えない。何故ならそういったものから入ってくる資金で自分たちの給料が賄えていることを知っているからである。

 そのため、暑い中でフルに出場することで失うものも多い。出場した選手は、疲れることで本来にチームに戻った時にパフォーマンスを低下させる。あるいは、連戦による怪我の心配もある。そういった危険性を合わせ、日本代表になって試合にでるという色々なメリットの計算で代表に選ばれることを望んでいるのだと思う。


 試合は、6-0と言う快勝で、試合前に有った日本のいわゆる(自称)サッカー解説者たちがハリルホジッチの適性を疑っていた批難を振り払ったと言える。

 傍からは自称サッカー解説者と呼ばれる人も生活が掛かっている。何か言う事で話題を呼び自分のこれからの仕事に結び付けようとする。そのため、真面目一方の解説では読者受けしないと悟っているので、当らずとも誰かの批難をしておけば、手放しで褒めちぎっているより負けた時の受けが良い。

 更に、多くの解説者より目立つには、大多数の意見の反対の意見を出しとけば、悪い結果が出た時にそれ見たことかと言えるし、そういった少数意見を求める際物好きのマスコミ関係者が必ず存在するので、一定割合の批難者枠の椅子が存在するので都合が良いのである。

 まあそんなことで、日本代表のW杯への道はまだまだ遠い。アウェイの試合が11月に2試合続くが、そこに海外組をどれ程呼ぶかだろう。ハリルホジッチ監督にしてみればいくら弱い相手でも能力が上の海外組を使って戦いたいだろう。それに試合を通じて自分の作戦を選手に浸透させるには、やはり目の前で選手を組み合わせて試合をさせてみるのが手っ取り早い。

 

 しかし、外野の人間はそんなことを無視してあの選手を選べとか、弱い相手は国内組で戦えと勝手な事を言う。更にサッカー界のお偉方が口を挟みだすと更に混乱に拍車を掛けることに成る。

 勝てば官軍、負ければ賊軍という社会の理不尽さを一番感じるのが監督業だろう。