市立吹田サッカースタジアムからみるコンサドーレ札幌のスタジアム

 曇り、気温はマイナス4度。薄暗く今の時間が夕方のような感じがする。


 今日は、U-23アジアオリンピック予選と錦織の試合がある。平日に行われるのがもったいない。サッカーなどは、試合終了が12時過ぎになるので、次の仕事に確実に響くことに成る。


引用 スポーツマーケティング・ナレッジ(http://sportsmarketing-knowledge.jp/archives/583) 

圧倒的に素晴らしい市立吹田サッカースタジアムは、なぜ安価で建設できたのか? キーマンに聞く 建築秘話

圧倒的」「壮観」「臨場感」「観るものを魅了する」「理想の」……

今年2月14日に名古屋グランパスとの試合でこけら落としされる、市立吹田サッカースタジアム。その内部を取材した人間として感想を述べるなら、このような言葉ばかりになる。まだ観客も入っていなければ、当然ながら試合も行なわれていない。いわば“主役”がまだ不在、メインイベントはこれからお目見えするはずのスタジアムにこれほど感嘆を覚えた経験は、少なくとも国内のスタジアムでは記憶にない。

 ガンバ大阪のホームスタジアムである市立吹田サッカースタジアム建設がどうやって作られたかがまとめられている。この話を読むと、北海道コンサドーレ札幌の本拠地もこのようにすれば建てられるのではないかと夢見てしまう。

 今、コンサドーレの本拠地は、札幌ドームという屋根付きで野球やその他とで使用するところである。ドームも素敵であるのは間違いないが、どうしても試合数の多い日ハムが優先的にしようするため日程によっては平日あるいは別な施設を使用する必要が出てくる。

 しかしハッキリ言ってしまえば、こんな立派なスタジアムを使用できるのは、一地方クラブにとって非常に贅沢な事だと思える。

 だが、人間という者の欲望は果てしなく、この様な恵まれた環境であってももっと良い環境を求めるものである。そこで考えるのはやはりサッカー専用スタジアムの建設である。

 そして降って沸いたように出てきたのが、産業共振会場の跡地利用である。札幌ドームの近い所にあの大きな敷地がありそれが空き地に成るのである。夢を見ないでいられない。

 あの広さなら、サッカー専用(ラグビーなどの球技も兼用できる球技場でも良いだろう)競技場が十分に建てられ更に駐車場の敷地も十分にある場所は札幌を探しても中々ない場所である。

 当然建設資金は、税金をあてにするのではなく寄付金が基本となる。そのためには、やはり2回目となる札幌オリンピックの時にもスタジアムとして使用できるものでなくてはならない。

 そこで考えるのは、クロスカントリーの発着地点としての会場とし、コースをあの敷地内とすることである。ただ周回コースとすると少しアップダウンが無く単調になってしまう。それなら札幌ドームを発着点にし、羊が丘通りの上に橋を架けて羊が丘展望台までのコースにした方が良いだろう。

 もう一つの案は、ショートトラックの会場とするくらいだろう。屋外、屋内スケートは建ててしまえばその後恒久的に施設を使用したいだろうから、冬も行うサッカー競技場と兼用することは難しい。臨時で使用してその後使用しないのであれば問題ないだろうが。

 なぜオリンピックの話を持ち出すかと言えば、やはり北海道全体を巻き込んだイベントにすることで寄付を集めやすくし、一時的な施設では無く長い年月使用するためのある程度立派な施設を作る理由に成るからである。

 純粋にコンサドーレだけの為のスタジアムを作るとなると当然サッカーに無関心な層の反発があるし、税金を投入しようものなら税金の無駄遣いという議論が必ず巻き起こる。それを少しでも防ぎたいからである。

 話は最初に戻るが、ガンバ大阪の試みは、関西経済界も巻き込んだ話であった。今のコンサドーレは、設立当時のいざこざが響き、今でも道内経済界の支援を得ているとは言えない。そこをどのようにして解決していくのかも課題である。

 ただし、誰かが声を上げなければ誰にも届かない。声を上げてもサンフレッチェ広島のように苦労している所は多くある。それでも行動する力が必要だと思う。