地震

 晴れ、気温は11度。

 熊本地方の余震は徐々に収まってきているように感じる。その感じる意味は、テレビを見ていて流れる地震速報が減ったことによる。これで、終息に向かうことを願うばかりである。

 徐々に、報道陣が現場に入り現地の細かい様子が情報として入るようになったが、被災地の家屋の損壊のひどさに今回の地震の規模が大きかったことを再度認識させられた。

 今までと同様の生活に戻ることは今後も不可能と思われる。それは、人命にいうに及ばず家、物、果ては人間関係に及ぶと思う。今回のことで今まで順風満帆だった人も方向転換せざる負えない環境に置かれてしまったといえるだろう。

 失ったものは決して取り戻すことはできないが、これから新しいものを生み出すことはできるはず。こんなきれいごとを書いても被災に会われた人に何も伝わらないと思うが、自分もそういったことがいつ訪れるかわからない現状で、心の備えをしておくべきと感じる。