霧雨、気温は15度。ここ2週ほどぐずついた空模様が続き、快晴が続かない。

 舛添氏は、結局自分のことは法律的に問題ないということで何ら自分の行動の詳細に関して明らかにせず退場した。テレビで人気だから、東大出だからといって全てに有能ではない。もし、有能だったら自分が知事の間おとなしくしていたほうが良いと気づくだろう。知事を任期満了でやめれば再度国政に挑戦するなり、テレビタレントに戻るなりすれば余生は十分食っていける。太く短くではなく、細く長く生きるのも生き方の一つである。彼が、本当に頭が良ければ太く長く生きれる方法を見つけただろう。

引用 北海道新聞http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0284366.html

道警によると、地域課巡査の大高一勢(いっせい)(20)、友田圭寿馬(かずま)(20)の両容疑者は18日午後10時ごろから、市内の河原と音更町内のカラオケ店で計5時間ほど飲酒。大高容疑者が運転し、友田容疑者が同乗した乗用車は19日午前4時20分ごろ、市内の国道交差点で停車中の車に衝突、逃走した。両容疑者はその後、それぞれ乗用車を運転していたところを署員に発見された。


 帯広の警察官が酒気帯び当て逃げで逮捕されたがこれもまた同じことである。高校出てすぐ警察官になったのだろうが、警察官の自分を分っていない。分別つかずに馬鹿なことをやる大人が大勢いるが、それが警察官だとなお悪い。これから他の道を歩まなければならなくなったわけで、この先過去を振り返り何故あんなことをしたのだろうと悔やむことになる。

 確かに、その年代は、ばれなければ良いという気持ちからついやんちゃなことをしてしまう年頃である。まじめなことをしているのは、かっこ悪いと思う年代である。その年ごろの人間が成長して一人前になっていくわけである。きっと彼らは、今回逮捕されなくてもいつか不祥事を引き起こす可能性が高かったので今捕まってよかったのだろう。このまま警察官の身分でもっと大きな不祥事を起こす可能性もあったのだから。


引用 朝日新聞http://www.asahi.com/articles/ASJ6N5HHGJ6NUTIL03X.html

造幣局の展示施設「造幣東京博物館」(東京都豊島区)で展示していた重さ約15キロの金塊(約6384万円相当)を盗んだとして、埼玉県警は造幣局東京支局総務課専門官の梅野穣(ゆたか)容疑者(54)=さいたま市西区=を窃盗の疑いで逮捕し、20日発表した。「外国為替証拠金取引(FX)での損失の補塡(ほてん)のためにやった」と容疑を認めているという。

 捜査3課によると、梅野容疑者は今年1月5日、総務課の部下の職員に金塊(縦約20センチ、横約10センチ、高さ約6センチ)を展示ケースから出させ、盗んだ疑いがある。「仕事で必要なため」とうその説明をしていたという。梅野容疑者が返却しないことを不審に思った職員が上司に相談して発覚。金塊はさいたま市内の質屋に預けられているのが見つかった。

 もう一つ、造幣局の職員が、金の延べ棒を質屋で換金した件、本当に人を信じてしまえば何とでもなるということである。顔見知りだから犯罪を犯すはずはない、役職についているから問題を起こさないということは全くない。かえってそれが影となりその人の本質を見逃す。もし、もっと厳重な方法で取り扱っていれば本人も犯罪をあきらめたかもしれないが、普段、こういった保管されている金塊を価値のあるものとしてではなく備品扱いで扱っていることが問題なのだろう。犯罪が起きれば必ず管理体制が問われるものについて厳重にしなければ職員のふとした弾みの犯罪を助長する可能性が高い。

 更に言えば、今回持ち出した後偽物にすり替えられる可能性もあったはずである。気長に何回か持ち出ししていれば何時かすべて偽ものに置き換わっていた可能性がある。

 人は弱い生き物である。ふとしたことが切っ掛けで犯罪を犯す恐れがある。できることならそういった現場に近付かないようにすることが身を守る方法だと思う。