晴れ、気温は20度。
台風が明日にも上陸するようである。進路によっては、また北海道を直撃しそうである。沖縄の南西で停滞しているのならそのまま西に過ぎ去ってほしかった。
停滞した挙句、勢力を強めて再北上する台風は余りにも厄介である。この分だと北海道を直撃しないするにかかわらず相当の被害を道内にもたらす可能性は高い。
収穫の秋を迎えるにあたってこの台風の直撃は何としても避けたいところで東日本の農家のほとんどはそう考えているだろう。
この台風が通過したあとはしばらくは台風の発生はなさそうである。
それにしても世界に影響を及ぼす異常気象はこれから毎年襲ってくると考えてよい。異常気象というのは、間違いなく人類が消費する食料に影響を及ぼす。
もし、食料生産国を異常気象が襲えばたちまち数億人の人が飢えで苦しむことは必須である。食料を自給できなければ争いが起こり多くの人が死んでしまう。
そういった危険は、常に隣り合わせであり、少しのバランスの変化が多くの人を犠牲にしてしまう。そのバランスのとり方は非常に難しく、どこかの国や地方が食料を多く消費すればそれだけで崩れてしまうものである。
今の、食料が豊富に店頭に並び簡単に購入できる時代は、もう少しで来なくなるかもしれない。人々は、食物を購入して調理するのではなく、すでに加工済みの人工食物を口に入れて生活するのが当たり前の社会がやってくる。