曇り、気温は7度.今日は所により夏日になるところがあるようだ.季節の変わり目に道東など急激に気温が上昇し数日後には雪が降るということがたまにあるので峠を越えるような人は夏タイヤに交換するのはまだ早い.
台風1号が発生した.この時期にできるのはそれほど多くはないが、出来ないわけではない
台風2号もフィリピン沖に発生しているようで今年は台風の多い年かもしれない.
まだ日本付近の海水温がそれ程高くないので日本に上陸することは無いだろうが、異常気象で徐々に海水温が上がってきておりこれが常態化するようになれば次々と台風が発生し相当な被害をもたらすようになるのかもしれない.
台風はつむじ風と同じように発生する.気流の変化が局地的に強まり対流を生みそれが勢いを増しながら大きくなっていく.その大きくなるのに大きなエネルギーが必要だが、それが海水面からの水蒸気を含んだ上昇気流である.海水面の温度が上昇すれば気温が上がれば上がるほど発生する水蒸気が多くなる.そして、気温差から上昇気流が生み出され水面から大気の上空まで上昇し上空の大気にエネルギーが供給される.所謂エネルギーの循環である.一見水蒸気くらいならたいしたことが無いように思えてもその量が大きくなれば相当のエネルギーの塊となる.目に見えなかったものが大きくなることで台風として現れ建物や山川に大きな被害を与えるのだから始末が悪い.備えあれば憂いなしで用心に越したことは無い.