師走

 晴れ、気温はマイナス8度。昨日よりは高い。

 

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上の図は、Windytyをキャプチャーしたものである。実際の気象データで高度11.7㎞での風の動きである。丁度画像の下側に北海道があり中心は北極海ということになる。

 その中で北海道上空に向かって舌のように突き出している部分が今回の厳しい寒さの元となっている寒気の塊である。ここには風の動きは無く、その周りを強い風が吹いている。

 この寒気の塊がずれなければ寒さは抜けないし、この塊が動く周期は月単位の動きになるのでこのまま北海道は寒気に覆われながら時折通る低気圧が南寄りの風を運んで一時的に暖かくなるを繰り返す。しかし高層には冷たい風の塊が常時鎮座することになるため基本的には零下の日が多くなる。

 徐々にJリーグも移籍情報が出てくる時期になった。12月は、契約しない選手の発表が増え、来季契約の話は年明けに出るのだが、今年は来年はいるDAZNマネー効果があるのか比較的移籍の動きは速い。早く契約しなければめぼしい選手は競争になっているためと思われる。

 

 コンサドーレも契約しない選手たちの動向が気になるし、放出された選手の代わりにどういう選手が入ってくるか気になるものである。Jリーグには登録枠選手数が決まっておりその枠を外れた例外の選手も保有できるが殆どのチームが枠内の選手で戦う。そのため新しい選手を補強するためには今いる現有選手の中から必ず放出する選手を選ばなければならない。

 そして毎年新加入選手がいるとそれと同数程度の契約されない選手が出るわけで、今回コンサドーレを去る選手たちの中には思い入れのある選手もいる。入団当時、将来のコンサドーレを背負って立つ選手になってくれるだろうと期待していた選手も多く、実力を発揮できないまま選手生活を終える選手もいるだろうと思うと勝負事の世界は厳しいものだとあらためて実感する。

 世界では年俸何十億とかの選手が居る一方で300万円台の選手も存在する、活躍すればそれだけ多くの報酬を手に入れることができるのは間違いないが、活躍できなければ何も得られない世界にいる若い選手たちの選手としての期間は高々10年もないかもしれないのである。カズのように50過ぎても現役を続けられるのは稀有な存在である。

 一度しかない人生やり直しはできないけれどそれもまた人生の醍醐味として心置きなく選手生活を過ごしてほしい。できるなら選手としてふさわしい生活を送り人生を無駄にして欲しくは無い。