北のミサイル

 曇り、西の空には黒い雨雲が横たわっているが、この後流れてくるわけではない。気温は22度、蒸している。

引用 産経新聞http://www.sankei.com/world/news/170824/wor1708240020-n1.html) 

北朝鮮による米領グアム沖へのミサイル発射計画公表を受け、茨城県立下館一高(筑西市)が10月3日から予定していたグアムへの修学旅行を中止し、行き先を国内に変更したことが24日、同校への取材で分かった。

 北朝鮮のミサイル発射が噂されているが中々発射されない。もしかすると今日かもと噂され、狙いはグアム沖ということで高校生の修学旅行がキャンセルされているという話。グアムは米領だが観光で成り立っている国である。漁業も行われているが豊かな自然を利用した観光がメインの産業であるのは間違いない。

 

 それが、北朝鮮の一言で期待利益が消失してしまうのだから痛い話である。北朝鮮に対して風評被害で訴えるべきレベルだが、もしミサイル発射されれば当然アメリカ軍も報復攻撃すると見られているため。戦争突入の危険もある。

 北朝鮮にとって今の状況は国にとっても金正恩にとっても苦しい状況である。国民は格差社会に生き、一部の国民は食糧難に会い、金正恩は、独裁政治を続けるために今この時期が大切である。多くの部下を絞首台に送り、恐怖政治で国民を押さえつけようとしている。何かの切っ掛けでその縛りが綻びれば真っ先に磔になる。いわゆる反乱による革命である。今は、その綱渡りのロープの上を前進しているようなもので一時も気を許せない状況だろう。


 だけれどもこのまま行けば北朝鮮は国際的な脅威になるのは目に見えている。核爆弾という武器を同じ意思を持つテロ組織に横流しする可能性も無きにしも非ずである。それが判っていてただ指をくわえているだけで見逃さざる負えない可能性も出てきた。

 だけれども北朝鮮核兵器を開発する時代である。中東のどこかの国が同じことをやっても不思議ではない。そうなると核拡散の脅威は永久に無くならないということになる。人類は果たしてどこに向かうのだろう。