ハリル解任と対名古屋3-0勝利

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引用 スポーツ報知(http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20180409-OHT1T50065.html) 

 サッカー日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が解任されることが8日、分かった。9日にも発表される。ロシアW杯開幕まであと約2か月と迫っているが、日本サッカー協会幹部は3月のベルギー遠征の結果などを加味し、現体制のままでロシアW杯に突入することは難しいと判断した。後任は現在、日本協会の技術委員長を務める西野朗氏(63)を筆頭に、U―21日本代表の森保一監督(49)や、現日本代表コーチの手倉森誠氏(50)が候補に挙がっている。

 突然でびっくりしている。ヨーロッパ遠征で選手たちに箝口令を強いる発言をしていたが、余程外部に不満を漏らしていた選手が居たようだ。それも発言力の強い中心選手だと思われる。

 

 しかし、今の日本代表で上手く試合に臨む準備をしている選手はごく少数で、その他は怪我であったり所属チームでレギュラーを掴めないような選手ばかりである。所謂ブラジル世代でレギュラーだった選手がそのままか或いは劣化している状態で、それを改善しようとハリルも若手を抜擢して生きたが、その若手も外国勢と試合をすると簡単なミスを繰り返す状態で、選手としての準備ができていない。

 今回の辞任騒動は、日本代表の驕りともいえる。なぜならW杯代表になったのはまだ歴史が浅い所謂新興国のようなものである。それがこのところ何回か予選を順調に通過したことで変な自信をつけてしまったのかもしれない。世界の国々からすればまだまだ日本の実力は下位グループであり、ブラジル大会で自分たちのサッカーをして上位を目指すなどという言葉を粉々に打ち砕かれたのを忘れてしまったのかもしれない。

 本来ならブラジル世代を一掃してしまった方が今回のロシア大会に出場する意義は大きい。既に4年後を見据え、その時にいないと思われる選手は呼ぶべきではないとも思う。それが本来の姿なのだと思う。

 もし、次の監督が次につながるような指揮をしないのならば日本代表に未来は無いだろう。このタイミングで監督が変わるのなら、本田、香川、岡崎は代表に呼ぶべきではない。


 上のニュースが驚きだったのでつい書いてしまったが、土曜日の試合の結果を書いておくべきだろう。土曜日は生憎仕事が終わらずDAZNで観戦となった。

 試合は、名古屋がパスを回すのだが肝心なところでミスをしてくれるのとコンサドーレの選手のプレスが有効で、相手の縦パスをカットしてからの速攻という形がドはまりし、優位に試合を進める。しかし、チャンスの数は多かったが進藤選手のヘッドによる一点と試合内容程リードを奪えず後半に入る。

 後半もチャンスをものにできず1-0で逃げ切りかと思わせたがジェイ選手の交代からジェイ-都倉と渡ったパスをバイスクルシュートという派手なゴールで追加点を入れる。結構余裕のあるシュートを外し、難しいシュートを入れるというのは都倉選手らしい。

 その後、頑張っていた今は名古屋の櫛引選手が得点をプレゼントしてくれたが、少し複雑な感情もある。あのプレーでレギュラー落ちしなければと思う感情である。今後も名古屋のために活躍して欲しいと願う。

 試合は結局3-0と、鬩ぎあいの試合を予想していたがあっさり勝ち点3を得てしまい却って拍子抜けしてしまったくらいである。年俸4億円以上と言われる元ブラジル代表ジョーは恐ろしかったがシャビエル選手が故障の名古屋には使いどころが無かったようである。

 これで7位と順位を一遍に上げたがそれも得失点差だけのことでまだ団子状態である。次に負ければ順位は、もしかすると入れ替え戦レベルまで下がる可能性もあるくらいなので後半のJリーグとはまた違う順位であることは確かである。

 この先、一つ一つ勝利を目指し、あわよくばACL出場権獲得の一歩手前が目標になるだろう。連戦が今後続くので、今まで出場の無かったベテランを上手く使わないと、W杯中断中の期間にどんどん抜けていく可能性も存在するので、若手選手中心でチーム作りを進めるのは良いが、若手とベテラン合わさってチーム力を発揮できるのだからその辺りのことを監督も考えて欲しい。