女子レスリング

 雪、気温は0度。明け方から降り出した雨は霙に代わり雪になった。冬に逆戻りである。

引用 スポニチhttps://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/04/07/kiji/20180406s00032000358000c.html) 

レスリング女子で五輪4連覇を成し遂げた伊調馨(33=ALSOK)が、日本協会の栄和人強化本部長(57)からパワーハラスメントを繰り返し受けたとする告発状が内閣府に出された問題で、同協会は6日、臨時理事会後に記者会見し、栄氏の伊調らに対するパワハラ行為が4件あったと認定したとともに、同日付で栄氏が強化本部長を辞任したと発表した。後任には西口茂樹強化副本部長が就任する。

 女子レスリングのパワハラ問題は、栄氏の辞任でけりが付いた格好である。東京オリンピックを控え、金メダル種目と目されているので早々に決着を付けたかったのだろうと想像する。長引いても週刊誌の餌食だし、レスリング協会の役員にも火の粉が飛んでこないとは限らない。

 同じように森友問題も安倍総理の辞任があるかのような報道を見ているとマスコミを敵に回した感が大きい。腐っても鯛である。彼らが共同して動けば世論は動く。

 

 マスコミは諸刃の剣である。悪事を公の場に晒すための武器になる。しかし、彼らも人であり自分たちに不利益になることはスクラムを組んで取り組む。更に彼らも忖度する。報じなければならないことも自分たちの利益なら報じない。

 彼らは時として世論を誘導するため本当の話に色を付けてしまう。それは、報じる側の思いのままである。其れで売り上げを伸ばせれば万々歳である。ニュースに真実が入っていればフェイクニュースではないからである。

 今回のパワハラ騒動のニュースも色々な話題が飛び交った。栄氏側もそうだが伊調氏側もそうだった。ニュースになるということはそういうことである。