天皇杯 対磐田 4-2

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 昨日は、磐田で天皇杯のベスト16の試合が行われた。試合は、スカパーの契約を解約しているためJリーグのテキスト速報で追った。

 点の取り合いだったが、シュート数を見ると圧倒的に磐田の有利で行われているようで、上手くコンサドーレが得点を重ねている印象だった。

 後半も押された展開だったようでオウンゴールで勝ち越され追加点を入れられてジ・エンド。

 収穫は、控えで2点を取ったことを褒めるべきだろう。早坂、兵頭というJ1に残留できた立役者の得点は素直にうれしい。兵頭などは、ベンチに入るけれどなかなか試合に出られない状態であり、結果を出してくれたことは素直に喜びたい。

 これでJリーグに専念することになり今後はACL圏内を目指した戦いになる。このところ上手く歯車がかみ合わず連敗が続いているが、そこを一回リセットして鳥栖戦に臨みたいとことである。

 話は変わるが、来期から外国籍選手のピッチ内出場が5人になるようである。これは、ある意味金持ちチーム優遇の施策かもしれない。やはり、優秀な外国籍選手の年俸は高額である。その選手を同時に5人契約できるのは金があるチームでしかできない。

 外国籍選手のほかに高額な日本人選手と契約するとなると今だと、神戸、名古屋、浦和、、鳥栖、鹿島辺りなのだろうか。今季首位を走っている広島、2位の川崎は非常にコストパフォーマンスが良いということになる。

 その施策に乗ってコンサドーレも選手層を変化させた場合、来期は選手の入れ替えが進むことになるのだろうか?これまで試合出場の少ない選手たちはもろにその余波を被る可能性がある。

 また、終盤に勢いが落ちるチームは、そういった優勝に縁がなくある程度残留が決定したようなモチベーションが下がったところである。そういったチームは選手の中にも来期の契約を心配しながらプレーする選手が多く存在し、何となく浮足立った状態にあるのだろう。まったくもって応援しているほうもそういったチームの状況を薄々感じるため、こちらもしんみりした感じになるのは否めない。

 プロスポーツは、そういったドライさも併せ持った世界であると実感する時期でもある。