日本代表 アジアカップ決勝 対カタール 1-3

 晴れ、気温はマイナス11度.天気図を見ると日本海側の雪と風は相当だろうなと思わせる.週が明けると太平洋高気圧が張り出してくるため暖かい風により気温が上昇する.それも一時でそのあとまた強い冬型の気圧配置になりそうなので、冬はまだまだというところである.

 

 昨日の夜中にアジアカップの決勝が行われた.録画しながら見ていたので見逃しても安心という思いがあって、途中うつらうつらしてしまったが、最後まで見てしまった.

 

 試合はそれほど実力差が無い状態であったことが何時もの日本代表の軽さを生んだように思う.相手が強豪であれば身の丈を知って守備に専念するのだが、相手を圧倒してやろうとして試合に入ってしまうとどうしても攻撃は前掛になり、守備も人数がいればいるほど軽くなるのはいつもの日本代表だった.

 

 先制点はバイシクルシュートを相手に決められたのだが、シュートを予想していなかった吉田選手と権田選手の虚を突きポストに当たりゴールに吸い込まれる.権田選手の反応がもう少し早ければ手に当てられたと思うが残念.

 2点目もやはり吉田選手がマークに行ったのだが、ミドルを決められてしまう.前半は日本代表に決定機は無く終わる.

 

 後半に入り相手も守りに入り5バックに変わる.それでボール回しが上手くいくようになるが、日本の攻撃が守る人が多い真ん中に縦パスを入れる感じが続き、パスが入った時に守備側がサンドイッチする形でボールを自由に持たせてくれない上に更にトラップが足元につかなくシュートも打つことができない.

 

 しかし、その何度かの攻撃の中で南野選手が待望の得点を決め、相手は防戦一方になるのだが、得点を決められず、相手のカウンターからのCKから吉田選手がハンドを取ら万事窮す.

 

 試合は1-3で終了し、準優勝となった.日本代表に必要な選手が欠けたこともあり、上手くいかなかった.また、出場した選手も所属チームで干された選手も多く、試合勘が不足していたりスタミナがなかったりで思うようにいかなかった.

 

 日本代表がもっと上に行くには、強力な選手が数多く輩出し、どの選手が選ばれても相手を凌駕するくらいでないと、目標とするW杯優勝は夢の夢である.

 改めて日本代表の力を知った大会であった.