辺野古

 曇り、気温はマイナス5度.天気図を見ると基本形であった冬型の気圧配置は崩れ、極端な寒さは峠を越した.徐々に寒さ暖かさを繰り返しながら春に近付いていくことになりそう.

 冬はまだ終わってはいないが、積雪も北海道では岩見沢近辺を除いて例年より少なく終わりそうである.つい先日岩見沢の道路を通過したが場所によって積雪量が違い、道路わきに大きな雪山が出来ているところとそうでないところがあり、同じ地域でも極端に違うことがわかった.これも風の吹き方もあるし、周辺に山があるため地形の大きいのだろうと思う.

 天気予報では大まかな地域に分けて天気を予報したり積雪量を予報するが北海道のような広い地方では更に細分化した予報が必要なのだろうと思う.

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  辺野古埋め立てに関する県民投票が行われた.

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 県民投票の結果、有権者の38%が反対票を投じた.この結果をどのように受け止めるのか?有権者の5分の2を多いとみるか少ないとみるかこの辺りは解釈の仕方により論調は異なる.

 

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 上記のリンク先で五大紙の社説のまとめを行っていた.少し引用すると、

 

 

産経 沖縄県民投票 国は移設を粘り強く説け
読売 なし
日経 辺野古打開へ国と沖縄は対話の糸口探れ
毎日 「辺野古」反対が多数 もはや埋め立てはやめよ
朝日 沖縄県民投票 結果に真摯に向き合え

 読売新聞がこれに関する社説を書かないという意味は、県民投票に対する意思表示と捉えると、埋め立て反対を唱える毎日>朝日≧日経>産経>読売という形になると思う.

 普通5大紙と書くと毎日新聞が入るが、さすがに少し「やめよ」という言葉にどこかの機関紙かと疑ってしまう.新聞というのは公平性の立場から幅広い読者層を対象とする.沖縄県民が全て反対という結果ではなかったのだから、この結果をもってすぐに埋め立てをやめよというのは、新聞という公平性を保つと宣言している媒体としては偏りすぎるだろう.

 埋め立てを止めろというよりも一端中断し今後の基地の在り方を考えるべきというのが正常なマスコミと思う.だから、朝日、日経は、対話を行えと少し抑え気味な社説の表題になったのだろうと思う.産経は政府寄りの論調が目立つ新聞で政府側に寄り添う形となっているがこちらも対話の必要性をうたっている.

 

 県民投票は、意思表示の仕方が少し問題があると思うがそれでも反対という人の数がある一定数を超えているのだから、何らかの対話が必要ということになる.それは、米軍、自衛隊、周辺各国の軍事力などの総合的な判断がひつようである.