IS、ロシア疑惑、ニュ―ス

 晴れ、気温はマイナス2度.朝の早い時間には雪が降り積もっていたが、今は太陽が出て融け始めている.先週の週末に降った雪が融け始めたのにも関わらずまた積もってしまった.早めの開場を考えていたゴルフ場などはこの雪で1,2週間予定が狂うのではないだろうか.

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 既にアメリカ大統領は、ISに対する戦争終結を宣言していたが、それにロシア、イラン、トルコが追随した.これでイスラム国を標榜していた過激派グループの国は無くなった.しかし、実際は、相当の数のISの戦闘員が世界各地に散らばり、彼らなりの闘争を行おうと企てているはずである.今後もテロ活動に対する用心は必要である.

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 トランプ大統領ロシア疑惑の報告書が提出され、それをどこまで公開するかこれから判断されるようだが、公開の元締めである司法長官はすでに親トランプ派の長官に変更済みで、この辺りの駆け引きは本当にゲームである.

 更に、今回の捜査で大統領の弾劾決議はしないようであある.弾劾決議をしても現役の大統領が本当に弾劾されることは無いらしく、次の大統領選挙の選挙活動に民主党は利用するようだ.

 

 更に面白いことに、日本の新聞の論調はトランプが苦境に陥っているとの記事になっているが、実際、アメリカのマスコミの世論調査では、このロシア疑惑の調査は、トランプ大統領に対する魔女裁判であるとの考えを持つアメリカ国民が50%超いるとされている.これも日本の論調あるいはアメリカのマスコミの論調と違い、現職の大統領のアメリカ国民の信頼は結構強いものなのだと思う.

 単純に比較できないが、日本の安倍総理に対するマスコミの論調と世論調査の結果が違うのと似ている気がする.日本のマスコミも安倍総理の印象を悪くするように常日頃努めているが、それを否定する結果が出ていることは、アメリカも日本も旧来のマスコミの影響力の低下だと言える.

 

 最近の調査で、ニュースや情報の仕入れ先が、新聞やインターネットのニュースサイトではなくテレビという結果が出た.手軽に世間の情報を手に入れるのにやはりテレビの力は大きいのだと思う.そこに情報を流している新聞がそれに比例して下がっているのは、テレビでよく新聞記事を直接カメラでとらえて流していることが大きい.

 今の人たちは、長文の長い記事ではなく記事の短い要約を求めている.それがどのようにとらえられているか、見ている人の主観というところだろう.新聞記事の文字の大きさを大きくして文字数を減らすようになってきて、広告のページも拡大の一方で、徐々に要約された記事の内容になってきているのを実感している.

 それとともに記事を書く記者の能力も徐々にそういった短い文章でいかに伝えるかの勝負になってきているのも事実である.そこに情報の価値がどこまで高められるかの勝負でテレビが映像の力を借りることで優っているのだと思う.