マスコミ対安倍政権

 曇り、気温は17度.少し気温が高いと感じる.日中はそれほど上がらないのと雷を伴った急な雨降りがあるかもしれない.

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 政府は今回の韓国に向けての輸出品目に対して制限を掛ける理由を以下のように述べている.

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 徴用工問題、慰安婦問題、レーダー照射事件と日韓の間で発生した問題について日本を非難するだけで自分たちの行動を考えようとしない国が友好国とは言えないというのが基本的な部分で、更に、北朝鮮制裁を行っている中で制裁やぶりを行っているのではないかという疑惑があり、間接的に北朝鮮の核開発を援助している疑いがあるから簡単に輸出を認めるわけにはいかないという理由である.

 

 こういった政府の理由を日本のマスコミは報じただろうか?大きく報じたのは徴用工問題に対する報復措置であるという内容である.

 

 確かにそれまでの間、韓国の態度に業を煮やし韓国に対して何らかの対抗処置をするべきであると自民党の国会議員は息巻いていたのは事実である.

 更に言えば今の韓国政府は、日本を敵対国してみているのは日本人の誰もが感じることでそういった国と友好的に接することははっきり言って変である.

 

 韓国も日本の援助を受け経済成長をした事実は無かったことにして、あくまで自分たちの力で経済発展をしてきたという事実を作り出したいのはよくわかる.日本に対しての恩義ではなく今まで日本に虐げられた弁償をしてもらっている、あるいはそれもなく日本が勝手に貢いでいるとでも思っているように感じる.

 

 いうなら日本の影を韓国国内から消し去ろうとしているのである.国民がその事実を知らなければ日本の経済協力は無いものと同じである.韓国が自立していけると思った時点で隣にある日本という国は歴史から消えたも同然である.しかし、未だ日本に併合されたという歴史は世界の国が知っているため仕方なくその歴史を韓国にとって美化するために行動しているに過ぎない.

 

 今回の制限に対抗して国内で自給する動きが出ている.それも将来的には可能かもしれない.それは日本にとって喜ばしいことかもしれない.隣の韓国が日本を無視したいのならどうぞと快く言い出せる根拠が出来たからである.どうしても日韓の経済的な結びつきが強ければ強いほど相手に依存する関係が出来てしまう.そうなると泥沼である.そういった関係を解消するためにも今回の件は粛々と行っていくべきだと思う.

 

 日本のマスコミは、安倍政権が本当に嫌いらしく、参議院選挙期間中にも関わらず安倍叩きに必至である.この状況は民主党政権あるいは更にさかのぼり日本新党が政権を取った時の状況に似ている.

 しかし、大きく違うのは安倍叩きをしてもそれに代わる政党が存在しないということである.そのためマスコミの応援報道も空回りを続けている感じがする.

 

 自民党政権が日本にとって本当に良い選択か判らない.ではもう一つの選択肢はどこに存在するのだろうか?

 

 二大政党制に移行するために小選挙区にしたはずなのに何故かもう片方は烏合集散するばかりでその姿を見せることはない.