晴れ、気温は8度.「秋深し また来る寒さの備えかな」という俳句が浮かんだ.
色々な思惑が錯綜した世界を垣間見せる.アメリカという巨大国家のトップがいかに強権を持ち、その強権を隙あらば奪いとってしまおうとする力のうねりを見たら、日本の政治家が引き起こす問題は、像と蟻と比較するようなものである.
だからと言って日本の政治家の問題を矮小化させるものではないのは付け足しておく.
トランプ大統領の中で既に対抗馬はバイデン氏でありその後ろ盾である民主党の支持率を下げるための陽動作戦である.
トランプ大統領の不正を暴こうとすれば、必ずバイデン氏の不正疑惑を調査しなければならない.その過程で大統領選挙を戦う訳で、どちらかというとバイデン氏が不利になるだろう.
もしこの先、トランプ大統領が不利益を蒙るとしたら、正式な民主党の大統領候補者がバイデン氏以外の人物に変わることだろう.
この先の行方は分からないが、現職大統領の弾劾と民主党候補のスキャンダル報道が蔓延すれば他の民主党候補者が埋もれてしまうだろうことは想像できる.
アメリカ国民は、今のトランプ大統領の行動を支持しているのであろうか?
アメリカでも各種世論調査が行われており、その時々、あるいは調査機関により結果は異なる.一つ上げると.
米国コネチカット州のキニピアク大学が8月28日に発表した世論調査結果を載せている.
それによるとトランプ大統領の支持率は低く、いずれも民主党の候補者の得票を得る可能性が高いとされている.
別の調査ではトランプ大統領の支持率は上がったと報じられているため、調査対象によってはばらついた結果がでるのは仕方がないことである.
果たして今回の疑惑解明が深まることでどちらに有利になるか、日本にとっても他人ごとではない.