晴れ、気温は8度．明け方は、零度近くまで冷え込んだ．
台風19号は、進路を東寄りに進んだが、当初の予報通り東海地方に上陸しそうである．そして富士山目指しているように感じる．台風に意思があるわけではないのでそれ自身が目指しているわけではないだろう．
予報から推定すると12日のみ東海から関東地方に掛けて横断し太平洋に抜けていくようである．
現在のところ大型で猛烈な台風のままで日本に近付くことは間違いないため、相当な備えが必要である．
昔からの日本家屋は、屋根に瓦、縁側という作りになっているため風に弱い．屋根は雨の侵入を防ぐという目的しかないので軒の張り出しは強風に対して煽られやすい構造になっている．そのため屋根が風に煽られ飛ばされるということが起きやすい．
瓦や屋根が吹き飛ばされるという被害は大きいが、吹き飛ばされた瓦や構造物で2次被害が発生するのも問題である．千葉県では、そういった強風で吹き飛ばされたものが電線や電柱に当たり被害を及ぼした結果、停電からの回復が遅れたという．
今から何ができるかという問題があるが、飛びやすい物は地面に固定するか、あるいは解体してしまうというのも手である．なるようにしかならないというのも原理だが、全ての人がそういった行動を取れば被害を減らすことはできない．できるだけ多くの人が備えることによって被害を減らせるはずである．
台風で多くの人が犠牲にならないような備えは今からでも遅くはない．
