台風10号

 雨、気温は22度。朝だけれども日中並みの気温である。

 昨日の夜の風は強かった。色々なものが風に煽られ木々は葉っぱを震わせながら揺れていた。それでも朝外を見ると大きなものが風に飛ばされて転がっている風もなく、千切れて飛んだ葉っぱがアスファルトにふっついているだけである。

 

 それでも今回の台風の進路は今までにないもので、そのため今まで被害を及ぼさないところに大きな被害をもたらした。その典型はオホーツク海側や道東方面である。

 どちらかといえば台風の経路となることはほとんどなく、大雨も比較的少ない地方であったが、今回の台風は、それまで停滞していた前線を引き込み大量の雨を降らせ続けた。

 どちらかというと北海道を掛け抜ける台風は風による被害が多かった。それが今回は雨も加わったことで大変な被害をもたらした。

 これで台風の被害が起きないかというとそうではないようだ。まだ熱帯地方の海上には台風の卵が生まれつつあり9月は、さらに数個発生し日本に針路を向けるかもしれない。

 今年は、記録上初めてという台風が来たということは、これまでの台風の発生状況と異なる流れになっていくのかもしれない。