霧雨.気温は24度.
台風6号が九州の西側にあり、台風7号が北西の方角に進んでいる.本来なら北海道に掛っている前線も予報の通りだと通過しているのだが、現実の世界ではその予想を裏切ることが多い.異常気象と言える昨今は天気予報などという平均的な過去の予想値から外れるのは当たり前で、近い将来天気予報というと1日単位の未来しか予報できないものになるのであろう.
今回の台風の進路も早くから進路予想がスーパーコンピューターを使って立てられていたが見事予想を裏切ってくれた.どうしてもスーパーコンピューターは連続した予測値をなぞるしかできない.今回のように足踏みしこれから進む方向が定まっていないような台風の予想は難しいと思われる.
今北海道のHTBで放送されている水曜どうでしょうではアラスカの旅
を放送している.当然過去(1998年)に撮影したものの再放送である.そして、今のアラスカがこんなことになっているという映像である.水曜どうでしょうでも氷河が崩れ落ちる映像が流されていたが、その頃でもアラスカの氷河は崩壊していたが、その分上流の寒さで新しい氷河が出来ているのだろうと考えていた.しかし、その頃から地球温暖化の話はあり大気中の温室効果ガスの話はあった.その頃から考えて既に25年が経過しその間人類は細々であるが環境破壊を防ぐ努力をしていたと思う.しかし、2023年のアラスカの状況を見て地球温暖化は確実に進んでいると認識させられたわけである.
日本でも今回台風の被害が伝えられているが、多くの人は被害に会わなければ他人事の様な感覚でいる.しかし、日本のテレビのキー局は、今回の台風7号が首都圏に近付くと大騒ぎをするのが目に見えている.日本は東京だけが全てであるような扱いである.しかし、現実を考えれば日本の機能が全て東京に集中していることの不都合さを大きな被害を受けなければ解決しようとしない人間の浅はかさが垣間見えるわけである.将来予想される首都直下型地震も起きる起きるとマスコミは大騒ぎするがそれに備えてマスコミ自ら本社を地方に移転すべきだと思うが、国民のために実践してくれないだろうか?
最後に、当然そうだろうなというニュース.
日本の防衛情報は最高機密だろうが、ネットワーク自体が閉域網ではない.専用の閉域網だとしてもどこかを経由するわけで、更に外部と通信できるネットワークだとしたら絶対はない.
もしもいま日本が戦争状態に陥った時、自衛隊間の通信に何が使われるか想像すると、今回ウクライナ戦争でロシアの兵士が戦場で一般の携帯端末を使用し通信が傍受され攻撃されたという事例があった.日本の自衛隊員が通話機密を保てる機能をもった携帯端末を使用しているという話は聞いたことが無いので、いざとなった時に隊員間の連絡は無線で行うのだろうと思うが、北は北海道から南は尖閣列島までの縦長の日本で使える通信手段は限られているだろう.そして、今回の侵入が正しいとすれば既に中国は日本の自衛隊の連絡網の弱点は把握しており連絡手段を瞬時に遮断することが可能になっているだろう.