ゴーン逃亡の経過

 曇り、気温はマイナス7度.今日は北日本に冬の嵐がやってくるようである.その中心は東北と北陸になり北海道はその中心より逸れているため余り風は強くないとされている.但し、油断は禁物で有り夕方以降は緊急の用事が無い限り出歩くのは控えたほうが良いだろう.

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 このニュースでは、どの程度の協力をレバノン側がしてくれるか不明であるが、犯罪人として訴追される有名人を国として匿うことをしないということだろう.

 しかし、以前からレバノン人を日本に引き渡すことは無いとされているため日本への引き渡しが実現できるかは未定である.

 今回逃亡したのが、日産・ルノー三菱グループを率いていた人物である.そこら辺に居る小物と違い世界に名が知れている.だから今後、彼がレバノンを出国した場合、逮捕される可能性が高い.今まで世界を駆けまわっていた人物が何時までもレバノン一国に留まることはできない.その時が日本にとっては勝負ということだろう.

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 一方、協力を約束した大統領だが、事前にゴーン被告の逃亡を知らされていた可能性があるようだ.

 もしこれが本当なら計画にヨルダンが関与していた可能性が高くなるが、果たしてそれが証明されるのだろうか?

 もし、本当に日本がゴーン氏の身柄を確保したいのなら、国と国との交渉で日本が優位に立てる事実があるかどうかにかかってくる.外交はパワーバランスである.お互いに有利な条件がそろえば風向きも変わる.日本の外交能力がどの程度かの物差しにはなる.