プーチンの力

 曇り、気温は22度.湿りけを帯びた空気が体にまとわりつくように感じる.太陽が出ていないためそれほど暑さは感じない.日中はどうなるか.

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 ロシアで起きた毒殺未遂事件だが、気になる点は、暗殺者がプーチン側だとしたら相当訓練を受けた者が担当したはずで、何故ならプーチンはあのKGB出身なのだからそちら系の暗殺者が居たはずである.助かるという偶然より助からないという確率の方が上回っていたはず.

 当然、今回の事件は高度な陽動作戦で暗殺未遂に終わるような仕組まれたものなのかもしれない.

 何故なら、今のロシアでプーチンに真っ向から立ち向かうとしたら何らかの後ろ盾が必要で、それが可能なのだとしたら、今回の被害者も相当な人物といえる.

 

 今回、プーチンは、大統領の地位を続けるための法律を作ろうとしている.それは今までのロシア政治を肯定し、この先もプーチンが独裁者としての一歩を踏み出そうとすることである.

 少なくともそれを可能にするためには、自分に敵対する勢力を弱体化しておく必要がある.それを可能にするために今の権力をフル活用している状態だが、権力が集中していても全ての人間を従わせることは不可能だったということを世界に知らしめたわけである.

 

 一国の総理大臣である安倍首相が、マスコミなどにさんざん揶揄されているのも今が平和に見えているだけで、いつ何時世界の秩序は大きく崩れ雪崩を打つかもわからない.その時がもし始まれば、今の平和な世の中を維持していくことは困難になり、日本にも大きな影響が襲ってくることは間違いない.

 今は新型コロナウイルスの件で、混沌が広がっているが、この混沌は、紛争を防いでいるといえるし、これが解決したとき、それに乗じて大人しくしていた勢力が大きな動きをする可能性がある.

 できることなら新型コロナウイルスが、戦争の要因をあぶりだし無害化することを望む.