ルバンカップ 対 鳥栖 5-1

 霧雨、気温は7度.今日の日中はすごく高い気温になるようだ.あのマイナス気温の時と比べれば大きな違いである.

 

 土曜日行われたルバンカップの試合.鳥栖との対戦であった.このためにスカパーに加入したのでテレビで応援することとなった.

 

 コンサドーレは、この試合にも主力を注ぎ込んできた.前節と変更があったのは、ボランチに深井、高嶺両選手が先発し、左サイドに菅選手が、そしてGKが菅野選手という布陣となった.この試合うオリンピック候補で選ばれた田中選手の代わりに駒井選手が右DFに入った.

 先週のJリーグで3点差をひっくり返されるという屈辱を味わったことを払拭するためにレギュラーを多く起用したという意図は判る.だが、もう少し新加入の選手を先発させる勇気も必要かなと思った.その辺りは、チームとしての考えが優先されるのは分かるが柔軟性が必要なのではと思った.

 

 試合は、先発の多くを入れ替えてきた鳥栖に対してコンサドーレの前からの守備が効力を発揮し、プレスを掛けることで鳥栖の選手が簡単にミスをしてくれるという展開になった.Jリーグでは快進撃を続ける鳥栖だがやはりレギュラー陣と控えの差をいつも試合を見ていない自分が感じるというのは、やはりコンサドーレと同じ課題を抱えていることが察せられる.

 

 先制点と2点目はそれぞれゴール前で鳥栖の選手が味方のゴールにボールをはじいてくれた結果である.公式記録ではオウンゴールと書かれた横に鳥栖の選手名が載るという過酷ともいえる表示になっていた.

 

 2点を得て勢いに乗るコンサドーレが攻め続け、何度もゴールに迫るが得点を決められない.ロペス選手などはハットトリック並みの得点機会を逸してしまった.あれが決まっていれば後半からごそっと選手交代をしただろうから反省は必要である.

 前半の終わりに近づいた頃に深井選手のダイレクトボレーが決まり、前半で3点をリードする展開にする.

 後半も一時期相手に攻め込まれるが、GKにプレスを掛けてからのプレゼントパスからロペス選手が得点を決め、相手に1点を返されるもその後にルーカス選手が追加点を決めて勝利を確定させた.

 先週の試合の記憶があるため3-0にしても安心できずに5点とって漸く安心したところである.全くもって嫌な記憶である.

 

 次の試合は、リーグ戦のアウエーでの福岡戦.これで勢いづいて快勝してくれれば言うことは無い.