J1リーグ 第8節 vs FC東京 1-2

 晴れ、気温は1度.風がなく太陽が出ているのでそれ程寒さを感じない.夜には雪が降るとの予報だが、薄っすらとのことである.

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 連戦がこれからも続く中で選手起用の重要性を感じた試合で有った.前半相手が一人づく無い状態で攻めあぐねた場面は、川崎とのルバンカップ決勝を見ているようだった.どうしても相手が少ないことで安心するのか守備の体制が手抜かれる感じがある.さらに、キーマンである宮澤選手の足が止まり、特にキムミンテ選手がレッドになったシーンは自陣に戻る足が止まりそうになっているのを見て、疲労が溜まっているなと思った.PKのシーンももう少し足が動けばという感じで走り負けたのが原因である.ミシャ監督の信頼も厚いため必ず起用されてきたが、元々走り回れる選手ではないところが弱点でもある.

 更に残念なのは、味スタの芝生問題である.金子選手も滑っていたところで小柏選手も滑り肩の脱臼という重傷を負ってしまった.もし手術となれば数か月離脱が確定である.これからのホープなだけにこんなことがあってはならない.

 そして審判の件であるが、相手の東京のプレーは、ボールに向かわず体で倒しに行ったところがフリーになる場面であったのでdoguso対象になるのは明らかだが、キムミンテ選手のプレーは微妙な判定である.あれをレッドとする基準ができるのなら相当プロフェッショナルファールというものは今後レッドになるということになる.カウンターを受けやすいコンサドーレにとってこれからの試合、相手を止めると退場ということになるので戦いづらくなるのは確実である.

 後半、菅選手の強烈なシュートを膝で方向を変えてロペス選手が得点したが、あのプレーが前半出ていればと思う.前半はシュートすべきポイントでパスを選択する消極的なプレーが目立つ.この試合だけではないのだが、ゴール前でロペス選手にボールを渡してもそのタイプの選手ではないためコントロールできずシュートを打てない場面が多い.ハッキリ言ってロペス選手は裏抜け専門なためそういった場面以外は得点できないと言い切って良いくらいである.

 そしてちょっと気になるのがチャナティップ選手である.太もも裏の肉離れ以降ドリブルの怖さが半減した.抜き切ろうとするときに気にするのかスピードに乗らないため相手にカバーされてしまう.入団当初の切れが戻ればステップアップできる逸材なのでもったいないという思いが強い.

 次節は、ドームでの鹿島戦である.連戦で動けない選手は交代しながら使っていくしかない.その所の見極めが甘いと言わざる負えない.もし、このままレギュラーを固定するなら連戦での勝利数は期待できないことになる恐れがある.

 もし、メンバー固定で勝ち数を重ねられるなら監督の手腕であるが、負け数が多くなればやはり降格圏内入りが見えてくる.