マスク未装着、3密を守らない、その結果が現れている

 晴れ、気温は24度.既に直射日光は肌を差すように突き刺さっている.日中は大変なことになりそうである.

 

 

mainichi.jp

 東京都の新規感染者が3000人に迫る勢いとなっているが、このうち濃厚な治療を必要とする重症者の占める割合だと思う.

stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp

 上記サイトに現在のコロナ感染者のデータが掲載されている.

 現状の入院者は、2864人(軽症・中等症2782人、重症82人)となっている.宿泊、自宅等で療養している人は、凡そ8000人である.

 この数字をどう読むかということになる.私見だが既に新型コロナウイルス感染症は、重大な伝染病ではなくなりつつある.

 その一つは、高齢者へのワクチン接種が進み大きな高齢者のクラスターが発生していないことに尽きる.それはある意味劇的な変化である.今の主流は、20~50代のワクチン接種していない層が感染していると考えてよい.

 多くの医療関係者はワクチン接種が終わりある程度抗体のバリアが医療機関内でできつつあるため今までのような完全防備で診療にあたる必要性も見直す時期に来ている.もし医療機関でそういった状態になればすなわち新型コロナウイルスは風邪の領域に近付きつつあるということになる.

 テレビの解説者はしたり顔で新型コロナウイルス感染者の増加を宣うが、本当なその中身の検証に移るべき時期にきているのである.もし、単なる風邪と同じというのなら他の人に移さないようにして安静にして過ごすことで軽快する.きっと無症状で見つかった人の多くは数日休めば回復するような状態にあるのではないかと思う.

 今までのインフルエンザの流行時期、病院内にインフルエンザを発症して治療を受ける人たちは、その経路でこれほどまでに厳重な措置をとらずに訪れていたわけで、それだけでインフルエンザウイルスをばら撒いていた状態である.

 それを考えてみるとワクチン接種がある程度進めば本当にただの風邪として扱って良い状況になる.確かに今の変異種の絡みで本当に安全かと断言できないが、どこかでそうしなければ日本は終わってしまう.

 今の感染増の状況はマスクをせず3密を避けることをしないで行動する人たちが広めているとしか言えない.

 ワクチン未接種の人たちは、マスク着用と3密を避ける行動を引き続き厳重に行って欲しい.それが感染増を防ぐ重要な手立てである.