北朝鮮という国

 晴れ、気温は10度.このところ朝の気温が低い日が続いている.晴れている日が多いので放射冷却によるものだろうが、日中は比較的暖かく過ごしやすい日が続いているので寒暖差との戦いになる.

 

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 日本の遺憾砲で反撃したつもりになっているかもしれないが、相手の北朝鮮にとって無視することは当然で効き目はないに等しい.今までは、北朝鮮に対しての圧力はアメリカを通して行っていたのでそれなりの効力が有ったかもしれないが、アメリカはアフガン撤退が失敗したのと、国内でのコロナ対策で手足が縛られた状態にある.バイデン大統領の影も薄くなりつつあり、虎の威を借りれられない日本としては何もすることが無い状態である.

 北朝鮮については、国連制裁が加えられており、日本が単独で制裁を加えるよりどころもなく、日本海にミサイルが撃ち込まれていても専守防衛の観点から反撃することもない国なので相手が日本領海内にミサイルを撃ち込んできたときにどうするか考えなければならない.

 では今後の対応はどのようにするのか殆どの国民の意識には何の影響もないというところだろう.しかし、仮定の話で北朝鮮の軍隊が佐渡島に上陸し占領したらどうするのだろう.更に北朝鮮国内から日本の領土内にミサイル攻撃をして来たら反撃する能力は有るのだろうか?相手は北朝鮮国内からミサイルを発射しているわけで、日本には長射程距離のミサイルは無いので反撃することは不可能である.その時にアメリカ軍が反撃してくれるかというとその点は心許ない部分もある.日本と安全保障条約を結んでいるが、米軍基地が攻撃されなければ反撃はしないかもしれない.

 仮定の話で申し訳ないが、総選挙が終わり国会が開かれた際に北朝鮮が発射した巡航ミサイルによって国会議事堂が攻撃され、国会議員の殆どが犠牲になったとしたら誰が指揮を執るのか明確ではない.誰が宣戦布告をし反撃する時に自衛隊はその体制を直ぐとれるのか、決まっていても知らないことが多すぎる.多くの大衆は右往左往するのだろうと思う.

 

 

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 最近の北朝鮮事情を報じるニュースであるが、いよいよもって食糧難が厳しいと伝えているが、実際の状況は、国自体がロックダウンしているため不明である.国民の多くが飢えていても自国を守る或いは侵攻に備えるためのミサイルの開発にはお金を注いでいるのだろうと思う.

 しかし、こんな経済状況だからこそ戦闘機や戦車などの兵器は運用できないため、持っていれば手軽に攻撃できるミサイル開発などに力を注いでいると言って良いだろう.この映像にある木炭自動車、牛車などが使われているとは思えないが、それこそ弱者の知恵を働かせていると言って良い.

 第2次世界大戦が終わり今まで続いている隣国との悪い関係は、何時解消されるのだろうかと思う.この先も解決できない問題として何時までも残り続けるのだろうと思う.