J1リーグ 第8節 vs 名古屋 2-0

  アウエーの試合、午後3時まで仕事を片付けTVのまえに座る。今日の試合、ガブリエル選手が先発になり興梠選手がベンチにもおらず何故と思ったら何と膝の手術をしたとのこと。回復に相当期間が必要となりそうで、この先得点を取る選手が続く見当たらない。試合前から残念な知らせだった。
 先発に荒野選手が戻り青木選手がシャドーの位置に入る。それ以外は、ほぼいつものメンバーとなった。勝ち試合がなくそろそろサポータ界隈からミシャ監督の解任等という話が聞こえ初めて来ているが、ミシャ監督はミシャ監督で、その考えを変えることはない。だから戦術を理解している選手が優先的に出場するのはいつもの通りだった。
 
 コンサドーレにとって幸運だったのは、名古屋はまずコンサドーレにボールを持たせ守ることを選択してくれたことだった。ある程度前掛かりになったところを縦パス一本で局面をひっくり返せる自信が有ったのだろう。その通りにマテウスの鋭いパスから酒井選手のヘッドが枠内に飛ぶ。それを至近距離で左手一本で跳ね返す。菅野様々である。
 その後もコンサドーレが圧倒的にボールを保持するが決定機を作れず相手に作られる事になる。際どい場面を作られながらも何とか跳ね返す。そしてそのまま前半が終わる。

 後半も選手交代もなく始まる。後半もコンサドーレがボールを保持し有利に試合を進めるとコンサドーレにFKのチャンスを得る。それを福森選手が蹴り見事に宮澤キャプテンが
頭で合わせ先制点をコンサドーレが先に取る事になる。久しぶりに福森選手のFKが宮澤選手にあった気がする。その後名古屋は前掛かりになるが相手のプレスを見事に交す。前半からのパス回しが相手選手に効いてきた様だった。
 そして疲れの見えるガブリエル選手に代わり中島選手が入る。これが当たり何とその中島選手が青木選手のセンタリングを頭で合わせゴールを決める。これでようやく勝利を得られるかもとTVのまえで感じたわけである。
 
 その後またFKのチャンスから中島選手の折り返しを高嶺選手が決めるがこちらはVARの結果オフサイドで取り消しとなってしまった。際どいところだったので残念だった。
 その後名古屋の猛攻を跳ね返し今期初勝利を上げたわけである。これでコンサドーレJ1リーグ100勝目を記録したのだが、漸くたどり着いた感じしかない。本当ならドームの横浜FM戦で記録していればと思うが過去は変えられない。既に上位とは勝ち点が離されているが少しずつ取り返し今期の目標であるACL圏内に入ることができるようになればと思う。