W杯が始まる

 雨、気温は9度.朝方屋根を叩く雨の音で目覚めた.時折大きな雷鳴を聞き外を見てみるが真っ暗な空しか見えない.雷を見るにはタイミングが必要である.

 

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 日本の裏側に近い国で行われているため開催時刻は夜遅くになるので試合があったのを知らなかった.というわけで昨日からW杯が始まった.日本の初戦は日本時間23日22時開始のドイツ戦になるが、果たして結果は如何にというところである.徐々に盛り上がりを見せるだろうが、日本国内の熱狂はやはり日本代表が活躍しないと始まらない.予選リーグで勝ち上がるか敗退するかまさしく天国と地獄の違いになるだろう.代表選手の活躍を祈りたい.

 

 コンサドーレに所属していた高嶺選手が柏に電撃移籍することが発表された.2週間ほど前に報知新聞が突如移籍のニュースを流し、サポーター界隈に波紋を広げたが、それに追随するニュースが無く、更に高嶺自身もタイ遠征に帯同していたため半信半疑の状態だった.しかし、タイでの試合は第一戦は後半の最後に出場し、川崎との試合はベンチ外、残るならキャプテンマークを付けて出ても良いくらいなのに何故かそうではなくやはり移籍するのではないかと予感させた.コンサドーレをこれから背負って立つ選手だと思っていただけに残念度はひとしおである.できることならコンサドーレから日本代表、海外移籍というステップを踏んで欲しかったがそれは叶わなかった.

 

 過去にも唐突にユース上りの選手が数年で他のチームに移籍することがあった.それは、J2に居たりすることや選手を引き留めるには会社の力不足だったりがあり、移籍金を残してくれるならという諦めにも似た感情があった.だから、これからの選手人生を考えたらその選択もあるだろうと納得していたが、ミシャ監督の元、J1に7年連続で残留し続けている現在ユースの生え抜きが移籍する状況になるとは想像もしていなかったわけである.

 

 サポーターはチームをサポートするものである.あくまでコンサドーレというファミリーを中心に考えている.だから入ってくるものは応援するし、出ていくものはさよならというしかない.チームから離れた今は既にさよならという感情でしかない.残念なことであるがそれがサッカーという仕組みなら納得するべきで何時までも引き摺ることは無い.

 来季に向けて新チームへの加入の噂が出ているがやはり大本営発表があるまでニュースに惑わされないように新しいシーズンを迎えたいと思う.