キッシンジャー氏死去 イタリア原発事情 広島AIプロセス

 曇り、気温はマイナス5度。今のところ雪は降っていない。

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 冬型の気圧配置も少し緩み風は弱まる形になっている。ただし日本海側には大陸からの冷たい空気の吹き流しがあり雪になる予報である。既に余市周辺の後志地方や空知地方については積雪量が多くなっている。

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 キッシンジャー氏の名前を聞いてあの人と答えられる人は相当な古い世代と考えてよいだろう。1969年ニクソン政権の大統領補佐官となり重要な外交政策を取り仕切った人物といってよいだろう。記事にも上げているように中国に電撃訪問し後の国交正常化のおぜん立てをした人物でもある。その当時は日本でも有名な人物であった。そしてつい最近も訪中し習近平と会談しその存在を示したばかりだったはずなのだが、100歳という高齢でつい最近まで精力的に活動できていたのも驚きである。

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 イタリアの原子力発電に関するニュース。全ての原子力発電所廃炉したのだが、昨今のエネルギー事情から原子力発電所を建設する方向を探っているという。

 脱原発派にとって嫌な動きなのは間違いなく、核のゴミの取り扱いが難しいという結論で締めくくっている。ただし、記事の途中で書かれている原子力発電のメリットである二酸化炭素の排出については化石燃料を用いるよりはるかに少ないというイタリアの言い分も記載されているわけであるが、記事のニュアンスとしては受け入れがたい行動なのは間違いない。

 これについては自分的に原子力発電の後に残った核燃料などのゴミは、原発敷地内で処分するのが良いと考えている。もしこの敷地で永続的に原子力発電をするなら常にその一帯は一般人の立ち入り禁止区域に該当するわけで廃炉作業というものが簡略化できるからである。自然エネルギーが蓄電池を使わなければ安定的に使えないとしたらそれを補完する発電としては重要な方法である。今後、小型の原子力発電装置が登場することで大型の原子力発電装置が持つ大規模な災害の発生が抑えられる目途が立ったのなら利用しない手はないと思う。

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 未来の社会では重要なインフラになることがすでに確定している状況で、誤って使用すれば人類にとって危機の原因となるAIであるが、それを安全に使用するために各国の合意を得るための会合である。ただし世界の国すべての合意ではなくG7の範囲であるのが少し不安である。AIを利用する国は様々である。例えば悪の枢軸となる北朝鮮などもAIを利用するだろうし、他のテロ活動を支援する国も多くある中でG7だけでの合意でそういった国の悪意的使用に歯止めがかけられるとは到底信じられないわけで今後の世界的な取り組み方法が問われることになる。