J1リーグ 第7節 vsC大阪 3-2 

 晴れ、気温は4度.昨日は風が強く気温も低かった.一転、今日は日中20度近く気温が上昇するのだから体調管理は重要である.

 

 昨日、コンサドレはアウエーの試合があった.開始時刻が14時ということでバスケットのレバンガの試合も同時刻開催となりDAZNとバスケットカウントの中継と見るのが大変だった.

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 このところ得点は取れるが相手にそれを上回れるか追いつかれるかして勝ち点が思うように伸びないコンサドーレであるが、この試合も取っては取り返されるという実にエンターテインメント性に富んだ試合になった.

 得点が入らない好ゲームもあるが、やはり得点が入るところを見れるのは面白いし贔屓チームが得点を入れればもっと面白い.

 この試合、先制したのはコンサドーレ.浅野選手の上手い切り返しからゴール前に送ったパスを金子選手が落ち着いてシュートを決めて先制する.しかし、これまでのお約束のように直ぐに相手にPKを与え同点に追いつかれる.相手の足元にスライディングした中村選手の勇気は認めるがスライデング以外で相手を止める技術を求めたい.しかし、相手も技巧に優れるブラジル人選手であり中々止めきれないと思うが、将来コンサドーレの鉄壁の壁になるなら精進して欲しいところである.

 しかし、これまた追いつかれても得点を取るのがお約束になりつつあるところで、またもや金子選手のセンタリングがゴールネットを揺らす.相手GKも飛び込んでくるキムゴンヒ選手に対応するため見送るしかなかった.

 何度でも書くがこれまたお約束で後半に相手にゴール前での攻防で先手を許してしまい最後は同点弾を食らう.またしても追いつかれる展開になり次の得点が勝敗を分けることになる.

 相手の圧力にプレスがずれ始めたコンサドーレだったが同点となったことで選手たちが得点を目指して動き始めた.その結果得たCKから田中駿太選手がヘッドで得点を決め再度相手を突き放す.

 その後、コンサドーレは、交代で中嶋選手、ツチッチ選手を入れFW3枚というミシャ監督得意の交代術で試合を終わらせようとする.この交代を守るのではなく攻めるという選手へのメッセージと見られるかもしれないが、実際のところ控えに守備的な選手を入れていなかったからと思う.このところの相次ぐ選手の怪我で豊富だった中盤の選手が軒並みいなくなり、交代で出せる選手がいなかったためと思われる.それなら攻撃的選手を入れながら前から走ってもらい相手のボール出しを防ぐという狙いだったと思う.

 それでも相手も必死だったがコンサドーレもこれでまたもや同点に追いつかれればこの先の戦いに及ぼす影響は大きくなる.お互い次の得点を得るため走り回ったが最終的に相手を抑え込み勝ち点3を得たのはコンサドーレ側となった.

 

 セレッソ大阪に今季加入した香川選手、随所に光るプレーを見せてくれたが、もう少し早く日本に復帰してくれていたらと思わせるプレーだった.そのところは残念なところである.

 日本代表を背負ってプレーした印象に残る選手は多くいてまだ海外でプレーしているが、ベテランの域に入ったなら日本に復帰し日本サッカー界に貢献して欲しいと思う.できるなら数年全盛期を彷彿させるプレーを見せて引退して欲しいものである.