明治安田J2リーグ 第17節 コンサドーレ 1-2 鳥栖

 曇り、気温は11度。

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 北海道上空は気圧が不安定で雲の多い天気となりそう。今後低気圧は北海道の北寄りを通過するようになり徐々に晴れ間が広がる形となって居る。

 

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 アウエーの試合、前節の劇的勝利は出来すぎでこの試合の入りが重要になるところだった。その理由は前半での失点が多くその失点も安い失点が殆どで防げないところにコンサドーレの弱さがある。何故、前半早々失点しまうのかというと自分たちの得点を目指す余りに全員が前の意識が強すぎるところである。しかし、全員が前に行こうとしているにも関わらず攻めは遅く相手がゴール前を固めたところでいったん止まる攻撃に問題がある。相手陣内でボール回しをすることで選手全員が相手陣内に侵入してしまう。特にCBの家泉選手などは攻撃のキーマンとなっているし、両サイドはボール回しのために前線に張り付いている。そこで一端相手にボールを奪われ両サイドに深いボールを蹴られて守備に戻らなければならない。その時に走り負けて相手の攻撃を受ければそれは慌ててしまうのは当たり前である。失点はその中で速攻を一度跳ね返したものを跳ね返し切れず混戦の中でシュートが決まったものである。2失点目も相手のカウンターから菅野選手がシュートを弾いたのを相手選手に拾われ決められてしまったものである。

 ミシャ時代も得点の多くは速攻で決めたものが大半で次にセットプレーという形だった。カウンターを決めるために前線に足の速い選手とシュートの精度が高い選手がいる時にJ1残留を果たしてきた。しかし、コロナ過に突入した時から財政的不安からかコンサドーレの強化部イコールGMが格安の外国人選手を取るようになってきたわけである。確かに単価は安いが能力もそれに見合った選手が多く、使える選手は悉く放出する体制に補強は見合っていなかった。それがミシャ時代の終焉といえる。

 ミシャ体制から岩政体制に移行して補強ができたかというと高嶺選手が戻ってきただけでそれまでの選手と大卒の若手選手という形で収まってしまった。当初は魅力的に見えたが内実は若手選手を育成できない悲惨なものであった。

 

 そしてJ2でも勝ち試合に恵まれずJ1昇格は徐々に遠のく状況である。このままいけば間違いなく昇格は不可能である。余程良い補強をするしかないしあるいは監督交代も考えなくてはならないだろう。まずは補強だろうそれができても勝利できないなら監督交代だろう。