J1リーグ第13節 vs 湘南 4-2(※アウエーでもコンサドーレ側の得点を左にする表示にしています)

  土曜日の午後3時開始で、湘南との試合となった。

 

 このところけが人も復帰し、ベンチ入りも徐々に狭き門となってきている。けが人はいるがその前にケガしていた選手が復帰したことが大きい。

 さらに前節FC東京に5-1と完勝したことでミシャ監督も連勝したいと試合前から語っていたようにここで勝利すれば上位陣から離されずに済むわけでどうしても勝ちたい試合であった。

 

 そしてその好調の勢いのまま前半早々に金子選手のサイド突破から駒井選手が上手く合わせて先制する。

 昨年まではチャンスを多く作るも最後の決め手を欠くため中々勝てなかったが、今季は新加入した浅野選手がゴールを決めることによりほかの選手も得点を決めるようになり、チャンスの何割かは得点を入れることができるようになったことが大きい。得点以上に失点しなければよいという感じで失点も多いが得点も多いというチームになってきた。口悪い人間はその失点ばかり見てチームを批判するが、やはり発展途上のチーム故荒削りのところは仕方ないと割り切るべきだろう。これから価値を積み重ねればその失点も減り得点を取りながら失点をしないチームに仕上がるはずである。

 

 前半は1点のみだったが、湘南を圧倒しておりもう少しかみ合えば大量得点も可能だった。

 

 そして今はまだ懸念される得点の後の安い失点が後半に起きる。前半飛ばしすぎた部分があり、少し後ろで攻撃を組み立てるようになり相手にボールを持たせることになる。その流れから跳ね返すボールをうまく跳ね返すことができず相手に渡し左サイドでフリーとなった選手にシュートを打たれ、そのボールが岡村選手の手にあたりPKを取られる。そのPKを上手く決められ同点とされてしまう。その失点によりコンサドーレの選手の圧力が弱まり相手にボールを奪われフリーでシュートを決められあっと言う間に逆転されてしまう。

 

 しかし、このところ得点を取りなれているコンサドーレは反撃に出る。田中選手から相手DFの間に入り込んだ小柏選手にドンピシャのボールが入り、ヘッドで同点弾を決める。そこから今度は相手に圧力を掛け続け、逆転弾は浅野選手が上手く決めコンサドーレが逆転する。そうなると試合は完全にコンサドーレペースとなり、交代で入ったスパチョーク選手がダメ押し点を決め、最後は上手くボールコントロールして試合終了。

 

 これで勝ち点を19として上位に離されずにすんだ。このところ好調の神戸が今日も勝ち勝ち点差は10のままだが、はるかかなたではなくなった感じである。