変動の周期は必ずしも一定ではない。

例年なら2月は一番寒さの厳しい時期。確かに毎朝冷え込むが、日中の暑さが見る見る雪を溶かしていく。この暖かさが続けば、3月の初めには雪は路上からなくなってしまうに違いない。

 それにしても、世界的な異常気象の不気味さが世間に伝わり始めた事は間違いない。これだけ冬がおかしければ、今年の夏は、日照りによる干ばつと、台風被害の増加が予想されるのではないか。

 まあ、これは素人でも考え付く話なので、まあ与太話として書く。

 普通、自然は、音楽のような規則正しい周期を持たない。それは、例えば風が首振り扇風機のように一定のリズムで吹かないようにである。
 例えば、今年暖冬だとしても、それは自然界の周期であって、その程度の変動は、予想される範疇にあるはずである。しかし、エネルギーが普遍であるように、気温がプラスになった場合、何時か必ずマイナスに転じるはずである。それが、地球で過去に起こった氷河期であったはずである。
 その原因は、多くの火山の噴火による火山ガスはたまた、巨大隕石とも言われているが、過去の事ははっきり確かめようが無い。それは、人間の寿命がせいぜい80歳で、それ以上過去の事を知っている人が居ないからである。

 さて、今回のような事は過去にもありそれは、気象の変動の範疇にあると専門家が新聞で話していた。それはその通りで、先程書いたように気象の傾向にも波があり、局地的な変動は、世界各地で起こりうるからである。でも、大きな変動の波、100年200年単位で考えれば、地球は、温暖化しているといえるだろう。それは、人間が排出するCO2であるだろうし、森林が減ったせいでも有るだろう。

 そのため、CO2の排出量を抑えようという試みがなされているが、もしこの変動が、プラスに向かっているのなら、いくら今の時点でCO2の排出量を抑えたとしても効果は殆ど期待できないだろう。確実に、地球の温暖化は進むように今は出来ているのである。

 全てが、無駄だと言わない、人間に対してどう生きていくべきかを自然が教えてくれていると思うからである。自然が生き物に対して優しかった残酷であったりするように、やはり同じように人間にも同じ事が行われているということである。

 
 
 だからどうしたということになってしまったが、今自分が置かれている状況を考え対処していく事が生きていく上で一番の方法だろう。
 だから、今の内にその備えをしておくべきだだと思うよ。備えあれば憂いなしで、今年の夏は、川の近く、崖の近くにお住まいの方はくれぐれもご用心。