暑さ

 曇り、気温は20度。

 昨日の夜は蒸し暑かった。しかし、まだ真夏日にまでは成らなかったようだ。北海道も日中クーラーを入れる職場が増え、暑さに対して耐性が付いていない。

 今までなら、暑さをしのぐのにクーラーなどと言う機械は邪道であり、大人たちにはクーラーなどという言葉を使うと無視される時代だった。

 しかし、やはり北海道では暑さでクーラーが必要な時間はそれ程なく、日数にして数週間位だろう。この暑さが過ぎればあっという間に秋がやってくるわけで、暑さのピークを迎えると直ぐに秋が来て冬が来るわけである。

 それでもその短い期間を耐えられなければやはりクーラーなどという文明の利器は必要になるわけで、そういった環境が北海道でも当たり前になれば、そこで生活してきた子供たちが親に成りそしてその割合が増えれば増える程、短い期間でも暑さに耐えることは難しい時代に成るだろう。

 これを書いている自分も職場ではクーラーが完備された所で働いているわけで、もし、今の時期外で働けと言われると無理と言ってしまうかもしれない。それを防ぐには、朝、日の出を迎える時間に起き、暑い時間は日陰で過ごし、昼寝をし、日が沈みそうになる時からまた働き出す事が必要だろう。

 きっと昔の日本人もそういった暮らしをしていたのではないかと思う。それでないと体が持たないと思う。